MicrosoftがmacOS 13 Venturaがリリースされる10月の「Microsoft 365/Office 2021 for Mac」アップデートでmacOS 10.15 Catalinaのサポートを終了すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは2022年09月に行ったスペシャルイベント後、次期macOS「macOS 13 Ventura」を2022年10月にリリースすると発表しましたが、Microsoftは現地時間2022年09月22日、これに合わせて10月のアップデートを最後に同社のオフィススイート「Microsoft 365 for Mac」および「Office for Mac 2021」、「Office for Mac 2019」でmacOS 10.15 Catalinaのサポートを終了し、11月以降はmacOS 11 Big Sur以降にのみアップデートを提供すると発表しています。
Starting with the forthcoming November 2022 update (16.67) macOS Big Sur 11 or later is required receive updates to Word, Excel, PowerPoint, Outlook and OneNote.[…]The forthcoming October 2022 update (16.66) will be the last build to support macOS Catalina 10.15.
Upgrade macOS to continue receiving Microsoft 365 and Office for Mac updates – Microsoft
Microsoftは2020年から「Office for iOS/iPadOS」は最新のiOS/iPadOSのバージョンと、その1つ前のバージョンをサポートし、Office for Macに関してはAppleがセキュリティアップデートを配布している最新のmacOSと2つ前のmacOSをサポートすると2018年に発表しているため、今回も同様の措置となっていますが、
既にmacOS 10.15 Catalina搭載のMacにインストールされている古い「Microsoft 365/Office for Mac 2022/2019」は2022年10月のMicrosoft 365/Office for Mac v16.66(予定)アップデート後も使用できる*ものの、Microsoft 365 for Macの新規インストールに関してはmacOS 11 Big Sur以降のmacOSが必要となるそうなので、macOS 10.15 Catalinaユーザーの方は注意してください。
macOS 13 Venturaについて
また、MicrosoftはMicrosoft 365/Office 2021/2019 for MacでのmacOS 13 Venturaサポートについて、新しいOSで最適なエクスペリエンスを得るためには、最新のWord、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteがインストールされているかを確認しておいて欲しいとコメントしており、
Apple has announced that macOS Ventura 13 will be made generally available (GA) sometime in October 2022. For the best experience with the new operating system, make sure that you have installed the latest updates for Word, Excel, PowerPoint, Outlook and OneNote.
Upgrade macOS to continue receiving Microsoft 365 and Office for Mac updates – Microsoft
別のサポートページではmacOS 13 Venturaの新しいセキュリティ機能により、Microsoft 365/Office for Macのアップデートをバックグラウンでチェック/実行する「Microsoft
AutoUpdate」アプリがブロックされ、場合によってはユーザーの許可が必要になるとコメントしています。
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