MicrosoftがOffice for iPhoneでiOS 12のサポートを終了し、今後は最新のiOS/iPadOSと1世代前のiOS/iPadOSをサポートするそうです。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2020年10月12日、iPhone/iPad向けに同社のオフィススイートMicrosoft OfficeのWord、Excel、PowerPoint v2.42およびデジタルノートアプリOneNote v16.42をリリースするとともに、Office for iPhone/iPadのシステム要件をiOS 12(iPad ProはiOS 11)からiOS 13/iPadOS 13以降に引き上げています。
Microsoftは、これまでOffice for iPhone/iPadのシステム要件を最新のバージョンのiOSと1つ前のバージョンのiOS、そしてiPad Proには2つ前のiOSを指定していましたが、今回からシステム要件がiPhone/iPadで共通になり、最新のiOS/iPadOSと1つ前のバージョンのiOS/iPadOSになるそうです。
更新前のOffice for iPhone/iPadのシステム要件
iOS: Office for iPad®/iPhone® (これには iPad®/iPhone® 上の Outlook for iOS も含まれます) を使用するには iOS 12.0 以降が必要です。Office for iPad Pro™ には iOS 11.0 以降が必要です。Office は、iOS の最新バージョンとその 1 つ前のバージョンでサポートされます。iOS の新しいバージョンがリリースされたときは、Office のオペレーティング システム要件は、その時点での最新の 2 つのバージョン (iOS の新バージョンと 1 つ前のバージョン) になります。
Microsoft 365 and Office Resources(日本語) – Microsoft
更新後のOffice for iPhone/iPadのシステム要件
iOS: Office for iPad® and iPhone® (including Outlook for iPad® and iPhone®) is supported on the two most recent versions of iOS and iPadOS. When a new version of iOS or iPadOS is released, the Office Operating System requirement becomes the two most recent versions: the new version of iOS or iPadOS and the previous version.
Microsoft 365 and Office Resources – Microsoft
Microsoftは2018年に「Office for Mac」のシステム要件を最新のmacOSを含む3世代のmacOS(例えばmacOS 10.15 CatalinaがリリースされるとmacOS 10.12 Sierraのサポートが終了する)としているため、今後はOffice for iPhone/iPadは最新のiOS/iPadOSを含む2世代、Macは最新のmacOS含む3世代で統一されそうです。
- Microsoft Corporation – App Store
- Microsoft 365 and Office Resources – Microsoft
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