Microsoftが「Microsoft 365 for macOS v16.76」でPostScript Type 1フォントを非推奨にしています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2023年08月15日、同社のオフィススイート「Microsoft 365」をバージョン16.76へアップデートし、Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNoteアプリでPostScript Type 1 フォントをサポート終了に向け非推奨にしたと発表しています。
PostScript Type 1 フォントの非推奨:macOS 用の Microsoft 365 アプリでは、PostScript Type 1 フォントのサポートが終了します。
Microsoft 365 for macOSアプリのリリースノートより
PostScript Type 1フォントについては、Adobeが2023年01月でサポートを終了しており、AppleもmacOSでのPostScript Type 1(LWFN)フォントの使用を非推奨とし、Office for WindowsについてはOffice 2013以降でサポートが終了しているため影響は少ないと思われますが、古いドキュメントを扱われている方は注意してください。
なお、今回のアップデートではExcel for Macで再計算を行う際のパフォーマンスが向上し、Excelで2件、Office Suiteで1件のRCE脆弱性が修正されているので、ユーザーの方はアップデートをお勧めします。
- Release notes for Office for Mac – Office release notes
- PostScript Type 1 フォントのサポート終了 – Adobe
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