Outlook for Macからエクスポートしたメールや連絡先などのアーカイブファイル「.olm」をAppleのメールや連絡先アプリ用に変換してくれるユーティリティ「Olminator」がリリースされています。詳細は以下から。
Microsoftのメールクライアント「Outlook for Mac」にはメールやタスク、予定表、メモ、連絡先をアーカイブファイル(.olm)にしてエクスポートする機能がありますが、このアーカイブファイルをAppleのメールアプリやカレンダー、連絡先、メモアプリで開けるように変換してくれるユーティリティアプリ「Olminator」がリリースされています。
OlminatorはCar.Software OrganisationでCTOを務めるBjörn Goerkeさんが開発&公開したアプリで、アーカイブファイル(.olm)ファイルをHTMLやvCardなど一般的にオープンなファイル形式に変換してくれます。
Childishly proud — got my first MacOS application (nothing big) into the AppStore. Great experience — coding again and the AppStore process, I mean…. #Olminator #justForFun https://t.co/sGnAOzKpSG pic.twitter.com/qwEoGcHsa6
— Björn Goerke (@_bgoerke) June 18, 2021
Want to move your emails, calendars, contacts and notes from “Microsoft Outlook for Mac” to Apple Mail, Apple Calendar, Apple Contacts and Apple Notes? Try Olminator!
Olminator – Mac App Store
Olminatorの使い方はインプットファイル(.olm)と書き出しフォルダを設定して[Start]ボタンをすだけで、メールファイルは.mbox、連絡先はvCard(.vcf)、メモはHTML(.html)、予定表はiCalendar(.ics)フォーマットのファイルに変換されます。
また、各ファイルには最大容量や添付ファイルの扱いを設定できるオプションが用意されており、日本語や中国語などマルチバイト文字のメールやタイムゾーン情報もサポートされ、変換に失敗したファイルはError Logに表示されるようになっているので、OutlookからApple製アプリに乗り換えたい方は試してみてください。
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