Appleが新しいテーマやテンプレート、パフォーマンスを改善した「iWork for Mac/iOS v12.1」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年06月21日、同社のドキュメントおよび表計算、プレゼンテーション作成アプリ「Pages, Numbers, Keynote for Mac/iOS」をv12.1へアップデートし、いくつかの機能を追加&パフォーマンスを改善したと発表しています。
Pages for Mac/iOS v12.1
iWork for Mac/iOS v12.1は、macOS 12 Montereyのショートカットアプリやスナップショットのコピー機能が追加された「iWork for Mac v12.0」のマイナーアップデート版となっていますが、Pages for v12.1 Mac/iOSについては、
新たに「差し込み印刷 (Mail merge)」が実装され、招待状などのレターや、カード、封筒など複数の宛先情報を入力する必要があるテンプレートに、連絡先アプリやスプレッドシートから、送り先の住所や電話番号、差出人などの情報をワンクリックで入力できるようになっており、iOS版ではPages書類のText形式での書き出しがサポートされています。
追記
Pages for v12.1 Mac/iOSの差し込み印刷はテンプレートだけでなく、「差し込み印刷フィールド」を利用してユーザーがテンプレートを作成できるようになっているので、年賀状などの宛名テンプレートも作成できそうです。
Keynote for Mac/iOS v12.1
また、Keynote for Mac/iOS v12.1では、macOS 10.14 Mojaveで導入された「ダイナミックデスクトップ」機能のように、スライドの背景が動く「ダイナミック背景」が利用できるようになっているので、興味のある方はチェックしてみてください。
iWork for Mac/iOS v12.1
Pages for Mac/iOS
- 差し込み印刷を使用して、複数の宛先向けのパーソナライズされたレター、カード、および封筒を素早く作成できます
- イベントの招待状や生徒の賞状のスタイリッシュな新しいテンプレートから選択できます
- Pages書類をTXTファイル形式で書き出せます(iOSのみ)
Numbers for Mac/iOS
- 大きな表に行や列を挿入するときのパフォーマンスが改善されます
Keynote for Mac/iOS
- スライド間のトランジションで連続的に動作するダイナミック背景を使用して、プレゼンテーションに細かな動きと視覚的な興味を追加できます
- ダイナミック背景が採用された新しいアニメーションテーマから選択できます
- 隠されているグループ内にあるすべてのスライドをスキップ、またはスキップを解除できます
- Pages for Mac/Pages for iOS – App Store
- Numbers for Mac/Numbers for iOS – App Store
- Keynote for Mac/Keynote for iOS – App Store
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