AppleがメールアプリやOutlookなどのアプリで添付ファイルが開けない問題を修正した「macOS Big Sur 11.6.7」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年06月09日、macOS 11 Big Surを搭載したIntelとApple Silicon Mac向けに、メールアプリやMicrosoftのOutlookなどで、添付ファイルを開くことができない不具合を修正した「macOS Big Sur 11.6.7 Build 20G630」をリリースしています。
macOS Big Sur 11.6.7では、“メール”とMicrosoft Outlookなどのアプリケーションで、添付ファイルを開くのに必要なアプリケーションがすでに動作していると添付ファイルを開くことができなかった問題が修正されています。
リリースノートより
この不具合はMicrosoftにより報告されており、内容は、Appleが05月16日にリリースした「macOS Big Sur 11.6.6」アップデート後に、AppleのメールアプリやMicrosoftのOutlook for Macなどのメーラーアプリで、添付ファイルを開こうとすると「ファイルを表示するアクセス許可がないため、ファイル “filename.ext” を開くことができませんでした。」というエラーが表示され、添付ファイルが開けなくなるというもので、
MicrosoftのOutlook for MacチームはAppleと協力し、問題を調査しているとコメントし、一時的な解決策として、添付ファイルを開くデフォルトのアプリ(PDFならプレビューアプリ)を終了しておくことで、開ける可能性があるとしていました。なお、Appleeによると、macOS Big Sur 11.6.7アップデートにはセキュリティコンテンツ(脆弱性の修正)は含まれていないそうです。
macOS Big Sur 11.6.7 This update has no published CVE entries.
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