Google、今後ロールアウトが開始されるAppleのFile Providerをサポートした「Google Drive for Desktop」の追加情報を公開。

Use File Provider with Drive for desktop Help Google
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 Googleが今後ロールアウトが開始されるAppleのFile Providerをサポートした「Google Drive for Desktop」の追加情報を公開しています。詳細は以下から。

Google Drive for desktop

 Googleは現地時間2022年05月12日にロールアウトを開始したGoogle Drive用デスクトップ(Mac)クライアント「Google Drive for Desktop v58.0」以降から、AppleがmacOS 12.1 Monterey*で導入したFile Provider APIのサポートを開始すると発表しましたが、

Google Drivefor macOS v58.0

*ファイル・オンデマンド機能を利用するクライアントは、macOS 12.3 Monterey以降でFile Providerのサポートが必須

Googleは05月27日付で、新たにFile Provider APIをサポートした「Google Drive for Desktop」で発生する仕様変更についての追加情報を公開しています。

Use File Provider with Drive for desktop Help

Introduced by Apple in macOS 12.1, File Provider provides native support for accessing cloud-based file systems like Google Drive. Users who stream files will notice slight differences from the previous experience provided by Drive for desktop.

Use File Provider with Drive for desktop – Google Drive Help

Use File Provider with Drive for desktop

 Googleによると、File Provider APIをサポートしたGoogle Driveクライアントでは、これまで変更可能だった「Google Driveのストリーミングの場所」が、システムによって制御されています(“Folder location is controlled by macOS.”)という表示に変わり、

Use File Provider with Drive for desktop Mac Update

“~/Library/CloudStorage”以下に移動されるため、サードパーティ製アプリでファイルをGoogle Driveに保存している場合はパスの参照など注意が必要で、キャッシングはディスク容量によって制限され、macOSはディスクの空き容量を確保するために、ピン留め(固定)されていないファイルを自動的に削除するそうなので、ユーザーの方は注意してください。

~/Library/CloudStorage directory

File Provider APIを一足早くサポートしたMicrosoftのOneDrive for Macは既にCloudStorage内に移動されています。

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