AdobeがOCR付きスキャナアプリ「Adobe Scan」に運転免許証などのIDカードの両面をまとめてPDF化してくれるIDカードモードとマークアップツールを追加しています。詳細は以下から。
Adobeは現地時間2022年05月26日、iPhoneやiPadのカメラを利用し撮影した書類や領収書、本、ホワイトボードなどを、PDFに変換してくれるOCR機能付きスキャナアプリ「Adobe Scan v22.05.24」アップデートをリリースし、同バージョンで、IDカードモードとマークアップツールを追加したと発表しています。
Adobe Scan v22.05.24
- ID カードモード:ID カードの両面、または 2 つのページに分かれた文書を 1 つのページにまとめて表示できます。
- マークをつける:新しいマークアップツールを使って、重要な部分に注目させましょう。メモ、ハイライト、シェイプを指先で操作できます。
リリースノートより
Adobe Scan v22.05.24で追加されたIDカードモードは、運転免許証や保険証、マイナンバーカードなどIDカードの写しが必要な際に、前面だけでなく裏面の情報も撮影して1枚のPDFにまとめてくれる機能で、これまでコピー機などで行っていた両面コピーの操作をアプリ内で行ってくれます。
また、同バージョンではiOSのマークアップツールほどではありませんが、新しいマークアップツールも実装されているので、興味のある方は試してみてください。
おまけ
Adobe Scanは基本機能の使用は無料ですが、スキャンしたデータを1つのファイルにまとめたり*、Microsoft Word, Excel, PowerPointファイルへの書き出し、最大100ページのテキスト認識(OCR)、パスワード保護機能などは月額1,150円/年額8,100円のPremiumサブスクリプションが必要となります。
IDカードモードは無料で利用できます。また、無料アカウントの場合、OCR化は25ページまでとなっています。
- Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ – App Store
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