iOS 11では6色、iOS 12では120色だったカラーパレットがiOS 14ではフルカラーになりました。詳細は以下から。
AppleのiOSには写真やメモなど様々なアプリから呼び出せる「マークアップ」機能があり、そのマークアップ機能にはマーカー用のカラーパレットが備わっていますが、iOS 14では、このカラーパレットがようやくフルカラー(24bitのトゥルーカラー+透過度の8bit)になっています。
iOSのカラーパレットは2017年にリリースされたiOS 11で6色、2018年にリリースされたiOS 12で120色にアップデートされたものの、2019年にリリースされたiOS 13では変化がありませんでしたが、2020年09月にリリースされたiOS 14では以下の様はフルカラーのカラーパレットが使えるようになりました。
WWDC20のセッション10205「Design with iOS pickers, menus and actions」によると、このカラーパレットはmacOSのカラーパレットと同じ情報量で、グリッド、スペクトル、RGB値の3パレットに加え、
カラーピッカーも新たに追加され4種類の方法でカラーを決定することが可能で、これらはPencilKitにも採用されているため、iOS 14ではPencilKitを使ったペイント系のアプリがより便利になっています。
コメント
iPadでカラーピッカーを使えるようになったのには驚き。
PencilKitは良い出来なのでどんどん採用して欲しい。