Macの「InDesign 2025 (v20.0)」で、アプリ起動時に日本語などの2バイト文字で名前をつけたPDFプリセットが消える問題があるとしてAdobeが対応中。

InDesign 2025 removes all PDF export setting Adobe
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 Macの「InDesign 2025 (v20.0)」で、日本語などの2バイト文字で名前をつけたPDFプリセットが消える問題があるとAdobeが発表しています。詳細は以下から。


 Adobeは現地時間2024年10月16日、14日にリリースしたDTPアプリInDesign 2025 (v20.0)において、Mac環境でInDesign 2025を初回起動した際に、日本語などの2バイト文字で名前をつけたPDFプリセットが消える問題があると発表しています。

InDesign 2025 v20.0

InDesign 2025 v20.0

 この問題はInDesign 2025を初回起動した際に、以下のディレクトリにある2バイト文字あアクセント記号付き文字を含むPDFプリセット(.joboptions)が消えるというもので、この問題によって消えたPDFプリセットを元に戻すことはできないそうです。

InDesign 2025(20.0)起動後に一部のPDFプリセットが消える問題について

Mac環境においてInDesign 2025(20.0)を初回起動した際に、以下の階層にある「日本語などの2バイト文字」で名前を付けたPDFプリセットが消える問題を確認いたしました。

~user//library/Application Support/Adobe/Adobe PDF/Settings

InDesign 2025(20.0)起動後に一部のPDFプリセットが消える問題について – Adobe Community

 また、InDesign 2025の環境設定を再作成した場合も次回起動時が初回起動にあたり、再び2バイト文字のプリセットを消す動作が行われるそうで、Adobeは現在不具合の修正に努めており、ユーザーに対しバックアップを行う、半角英数で名前をつける、InDesign 2024以下のバージョンを使うなどの対処法を公開しているので、ユーザーの方は注意してください。

おまけ

 macOS 15.0.1 SequoiaとInDesign 2025のテスト環境で試したところ問題を確認できました。

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