iPadOSのSlide Overのように、Macのディスプレイサイドの最前面に常駐する簡易ブラウザ「Fixture in Picture」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleは2015年にリリースしたiOS 9で、現在利用しているアプリから離れずに素早く情報を参照できるよう、アプリの上にアプリを表示する「Slide Over」というマルチタスク機能を実装しましたが、このSlide Overの動きをmacOSで再現した簡易ブラウザ・アプリ「Fixture in Picture」がリリースされています。
iPadOSで使えるSlideOverをmacOSで再現したアプリです。常に最前面にでる画面でブラウジングが可能となっています。作業しながら検索したり、動画、音楽を聴きたい人におすすめです!
Fixture in Picture – Mac App Store
Fixture in Pictureをリリースしたのは、Yahoo JapanのiOSエンジニアのHiroyasu Niitsumaさんで、アプリを起動するとミニブラウザがデスクトップの最前面に表示され、アプリをドラッグしたままディスプレイの左右または四隅に移動すると、リサイズされてディスプレイ最前面に常駐してくれるので、参考資料やSNS、動画視聴などに活用できます。
Fixture in Pictureのシステム要件はmacOS 11.2 Big Sur以上のMacで、アプリはMac App Storeで無料で公開されており、アスペクト比が21:9などのワイドディスプレイ(UWQH)で利用すると便利のようなので、興味のある方は試してみてください。
追記
Safariで開いているWebページを「Fixture in Picture」で開くことができるSafariアドオンも公開されています。
- Fixture in Picture – Mac App Store
- nhiroyasu/SlideOver-for-macOS: iPadのSlideOverをmacOSでも利用できるアプリ – GitHub
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