macOS 12.3 MontereyやiOS 15.4のパスワードマネージャーでは、容易な/使い回されたパスワードや漏洩の危険性があるパスワードに表示されていたセキュリティに関する警告/勧告を非表示にすることが可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2018年にリリースしたmacOS 10.13 High Sierra やiOS 12, Safari 12以降、macOSやiOS、Safariのパスワードマネージャーに複数のWebサイトで使いまわしたパスワードや推測されやすいパスワード、漏洩の危険性があるパスワードに警告を表示するようにしていますが、
![macOS 10.13 High SierraのSafari v12に追加されたパスワードの使い回し警告](https://applech2.com/wp-content/uploads/2018/09/Safari-v12-High-Sierra-Password-reuse.jpg)
macOS 10.13 High SierraのSafari v12に追加されたパスワードの使い回し警告
現地時間2022年03月14日にリリースされたmacOS 12.3 MontereyやiOS/iPadOS 15.4では、パスワードマネージャーから、パスワードに関する全ての警告/勧告を非表示にすることが可能になっています。
![macOS 12.3 Montereyのパスワードマネージャーのセキュリティに関する勧告](https://applech2.com/wp-content/uploads/2022/03/macOS-12-3-Monterey-hide-password-security-recommendations.jpg)
この勧告は、”パスワード”設定で非表示になっている”セキュリティに関する勧告”でまたあとから見つけることができます。
セキュリティに関する勧告を非表示にする
セキュリティに関する勧告を非表示にするには、macOS/iOSのシステム環境設定/設定アプリのパスワード、またはSafariのパスワードマネージャーから警告/勧告が表示されているパスワードを選択して、警告の横に表示されている[x]ボタンを押すか、コンテキストメニューから「セキュリティに関する勧告を非表示…]を選択するだけで、
セキュリティに関する勧告を非表示にしたパスワードは、パスワードリスト下に「非表示になっている”セキュリティに関する勧告”」としてまとめられており、リスト下の[…]オプションから、セキュリティに関する勧告を再表示(リセット)することも可能なので、セキュリティに関する勧告表示が煩わしいかった方は試してみてください。
おまけ
この設定はiCloud Keychainで同期されます。
コメント