iOS 15.4/iPadOS 15.4ではメモアプリが「Text from Camera」に対応し、カメラで英語などのテキストを瞬時にスキャンできるようになっています。詳細は以下から。
Appleは2021年09月にリリースしたiOS 15/iPadOS 15で、写真内にある文章を検出し、編集可能なテキストとしてコピー&ペーストできる「テキスト認識表示 (Live Text)」機能を実装し、このテキスト認識表示機能を応用した「カメラでテキスト認識表示 (Text from Camera)」も一部の言語で利用できるようになっていますが、iOS 15.4/iPadOS 15.4のメモアプリでは、このカメラでテキスト認識表示がサポートされています。
カメラでテキスト認識表示の使い方
カメラでテキスト認識表示は、iPhone/iPadのカメラで写した映像からテキストを抽出し、キーボードを利用せずカメラから瞬時に写し出されたテキストを入力する機能で、iOS 15.4/iPadOS 15.4ではメモアプリを開いて、カメラアイコンをタップし、カメラで入力したいテキストを写すだけで、瞬時にテキストがメモに入力されます。
テキスト認識表示機能はオンデバイス処理のため、システム要件はA12 Bionicチップ以上を搭載したiPhone XS,iPhone XR以降のiPhone、およびiPad mini (第5世代), iPad (第9世代), iPad Air (第3世代)、11インチiPad Pro (全て)、12.9インチiPad Pro (第3世代)以降のiPadとなっており、
現在のところ認識できる言語は英語と中国語(簡体字と繁体字)、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル語の7言語で、日本語はサポートしておらず、日本語環境のiPhone/iPadで利用するには設定が必要ですが、
これまでカメラでテキスト認識を行い、メモを起動してペーストしするといった作業が不要になるので、iOS 15.4/iPadOS 15.4へアップデートされた方は試してみてください。
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