Macに接続された外部ディスプレイの輝度やボリュームをメニューバーから操作できるユーティリティ「MonitorControl v3.0」が正式にリリースされています。詳細は以下から。
MonitorControlシリーズはベルギーのJoni Van Roostさんらがオープンソースで開発しているMac用モニターコントロールアプリで、Apple-LG製ディスプレイのように、システムからMacに接続された外部ディスプレイの輝度やボリューム、コントラストを変更することができますが、このMonitorControlの最新バージョンとなる「MonitorControl v3.0」が正式にリリースされています。
Enhancements
- Added support for Apple Silicon
- Updated application icon.
- Replaced menu bar slider titles with icons (only on macOS Big Sur and above).
リリースノートより抜粋
MonitorControlはVESAが策定したDDC/CI規格に対応した外部ディスプレイを操作することが可能なため、BenQやEIZO、Dell、Samsung、LGなど多くのサードパーティ製ディスプレイが対応しており、
MonitorControl v3.0ではIntelとApple Siliconに対応したUniversal 2 Binaryとなったほか、macOS 11 Big Sur向けデザインのアイコンとメニューバースライダー/アイコンの採用や設定タブが最適化されています。
また、RC1版と同じくMac mini (M1, 2020)のHDMIポートにはDDC/CIサポートに問題があるため、輝度やボリュームの操作ができないようブロックされていますが、USB-C/Thunderbolt3ポートに接続されたディスプレイの設定はサポートしており、
Apple Silicon Macがスリープから復帰したときにMonitorControlが動かなくなる不具合や、Intel Macで全く同じディスプレイを利用すると一方のディスプレイの設定が変更できない不具合など39の機能強化と7つの不具合修正が行われているので、ユーザーの方は公式リポジトリからダウンロードしてアップデートしてみてください。
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