Readdle、ユーザーへ次の操作を提案するスマートアクションやDropbox/Googleドライブへのアクセスを高速化した「Documents X」をリリースしています。詳細は以下から。
ウクライナのソフトウェア会社Readdle Inc,は現地時間2021年09月02日、同社が開発するiPhone, iPad, Apple Silicon Mac対応のファイルマネージャーアプリ「Documents」をバージョン8.0へメジャーアップデートし、新たに「Documents X」として再設計したと発表しています。
TL;DR. Readdleは、あらゆるファイル操作を可能にするスーパーアプリ「Documents X」をリリースします。新しく生まれ変わったDocuments Xは、いつものワークフローを高速化するためのスマートアクションや再設計されたエクスペリエンスによって、これまでになく使いやすいアプリに進化しています。
Documents Xのご紹介 – Readdle
Documents X
ReaddleによるとDocumentsアプリは現在、世界中で7500万人が使用(ダウンロード)しており、Documents Xはその内の多くのユーザーが日常的に行っているルーチンワークをスピードアップさせるために「スマートアクション」機能を実装し、「クラウドサービスへのアクセス」をよりスムーズにしたそうです。
スマートアクション
スマートアクションにはいくつか種類がありますが、例えば
- Dropboxにファイルをアップロードすると、その共有リンクを発行する
- PDFファイルを内部ブラウザで開くと、そのPDFをオフラインでも利用できるようにダウンロードする
- 別のアプリからPDFファイルを保存すると、Documentsで署名する
- 曲をダウンロードすると、メタデータを編集する
- ミュージックビデオをダウンロードすると、そこから音声データのみを抽出する
というようにユーザーが次に行うであろう操作をアクションメニューで表示し実行できる機能です。
クラウドサービスの統合
DocumentsはAppleのiCloudストレージはもちろん、DropboxやGoogleドライブなどサードパーティ製クラウドサービスをサポートしていますが、これまでのDocumentsシリーズはDropboxやGoogleドライブ内のファイルにアクセスするために、接続タブから各サービスにアクセスする必要がありました。
新たに公開されたDocuments Xは、サードパーティ製クラウドサービスも「マイファイル」へ配置されるようになり、ワンタップでDropboxやGoogleドライブにアクセスできるようになっています。
インターフェースの刷新
また、Readdleは今回のDocuments Xアップデートでヘビーユーザーが求める操作性と機能、一般のユーザーが求める安定性、新規ユーザーが求める簡単な操作性を実現するために、独自のデザイン設計手法「FOCUS (Design Framework)」を開発、
ダークモードに対応したアイコンや、Documentsのオリジナル性を維持しながらiOSと一貫性のあるビュー、メニュー、コントロール、カラーパレットUIなどを作成したそうなので、興味のある方はアプリをダウンロードしてチェックしてみてください。
- Documents Xのご紹介 – Readdle
- Documents by Readdle – App Store
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