Readdleがチームメンバーとメールを共有&管理できる共有受信トレイ機能とApple M1チップをサポートしたメールクライアント「Spark for Mac 2.10.0」をリリースしています。詳細は以下から。
ウクライナのソフトウェア会社Readdle Inc.は現地時間2021年07月01日、元AppleのMailアプリ開発者を雇用し開発を続けているBest of the App Store 2015受賞のメールクライアント「Spark for Mac」をv2.10.0へアップデートし、新たに「共有受信トレイ (Shared Inboxes)」機能をサポートしたと発表しています。
Sparkでは、同僚やプロジェクトのチームメンバーと一緒に受信トレイを管理できるようになりました。受信した新着メールをタスクのように返信担当者に割り当てたり、返信の期限を設定したり、返信状況を追跡したりできます。
リリースノートより
共有受信トレイは特定の受信トレイを複数のユーザーで共有して管理できる機能で、例えば顧客からの問い合わせやクレーム対応を行う際、サポートデスクでは補いきれない技術的な質問なども共有受信トレイを利用していれば開発部のメンバーが直接メールを確認、最適なサポートを行うことができます。
共有受信トレイの設定は、Spark for Macの[環境設定] → [アカウント]で他のメンバーと共有したいメールアカウントを選択して[チームとメールアカウントを共有]をクリックするだけで、共有受信トレイではメールを共有するだけでなくTwitterのように@hogeでメンバーとチャットを利用したり、他のメンバーとリアルタイムで協力しメールを書くこともできます。
また、Spark for Mac v2.10.0ではBeta版で発表されていたとおり、IntelとApple Silicon M1をネイティブサポートしたUniversal 2 Binaryとなり、Apple Silicon Macではパフォーマンスが向上しているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
リリースノート
今日のバージョンアップデートでは、チームでメールを管理しているユーザーに望まれていた「共有受信トレイ」が登場します!
Sparkでは、同僚やプロジェクトのチームメンバーと一緒に受信トレイを管理できるようになりました。受信した新着メールをタスクのように返信担当者に割り当てたり、返信の期限を設定したり、返信状況を追跡したりできます。共有受信トレイは、企業Webサイトのお問い合わせ窓口(info@、support@、sales@など)やエクゼクティブメールの管理に最適な機能です。
共有受信トレイでできること:
- アカウントのパスワードを共有せずに、アクセスを許可する
- タスクと同じように、担当者にメールを割り当てる
- 期限を設定して、返信状況を追跡する
- プライベートチャットでメールの返信文について相談する
- リアルタイムで一緒にメールを書く
- ラベルを使用して、受信トレイを整理する
私たちは、Sparkをさらに便利なメールアプリに進化させていきたいと考えています。そのため、共有受信トレイに関する皆さんのフィードバックを大募集しています。support@smarkmailapp.comまでお気軽にご連絡ください。
- Spark – メールアプリ by Readdle – Mac App Store
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