Apple、デザインを刷新しApple M1チップと24-inch 4.5K Retina Display、1080p FaceTime HDカメラを搭載した「iMac」を5月後半より発売。

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 Appleがデザインを刷新しApple M1チップと24-inch 4.5K Retina Display、1080p FaceTime HDカメラを搭載した「iMac」を5月後半より発売すると発表しています。詳細は以下から。

iMac 2021

 Appleは現地時間2021年04月20日に開催したスペシャルイベント「Spring loaded.」の中で、プロセッサにApple M1チップを採用し、iMac G3のようにカラフルな筐体を採用した全く新しい「iMac」を新たに発売すると発表しています。

iMac 2021

CUPERTINO, CALIFORNIA Apple today introduced an all-new iMac featuring a much more compact and remarkably thin design, enabled by the M1 chip. The new iMac offers powerful performance in a design that’s just 11.5 millimeters thin, with a striking side profile that practically disappears.

All-new iMac features stunning design in a spectrum of vibrant colors, the breakthrough M1 chip, and a brilliant 4.5K Retina display – Apple

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iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)

筺体

 完全に再設計された新しいiMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)はApple M1チップの採用により筺体の薄さは僅か11.5mmで、iMac G3のようなカラフルな筐体が特徴となっており、1枚のガラスでコーティングされた前面と背面はカラーリングなしのシルバーに加え、ブルー, グリーン, ピンク, イエロー, オレンジ, パープルの6色(合計7色)から選択可能。

iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)

 新しいiMacは噂されていたとおりApple Pro Display XDRに似たデザインとなっていますが、ディスプレイ下の顎(chin area)は残る形で、この中にApple M1チップとロジックボード、2つの冷却ファン、スピーカーを搭載することにより、旧Intel iMacより50%以上を体積を削減することが可能になり、通常使用時の動作音は10デシベル未満とほぼ人間の耳には聞こえない音量となっています。

iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)

後述しますが、iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)の電源ユニットは外付けになっています。

ディスプレイ

 新しいiMacは横幅は54.7cmと、旧iMac (21.5インチ)モデルの横幅52.8cmより1.9cmしか大きくなっていませんが、外枠を狭くすることで21.5インチではなく、24インチのRetinaディスプレイを搭載。

iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)

 新しい24インチRetinaディスプレイの解像度は11.3Mピクセル 4.5K(4480 x 2520)、画素密度(Pixels Per Inch)は218ppi。

4.5K Retina 11.3Mピクセル

 旧iMac Retinaと同じくP3の広色域と500ニトのピーク輝度、周囲光が持つ色温度に合わせてホワイトバランスを自動的に調整してくれるTrue Toneテクノロジーにも対応し、ディスプレイは業界トップクラスの反射防止コーティングでよりコンテンツを見やすくなっています。

業界トップクラスの反射防止コーティング

カメラとマイク

 Appleの旧21.5インチiMacは720p解像度のFaceTime HDカメラを搭載していましたが、新しいiMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)ではリモート会議など人と人とのつながりを考え、2倍の解像度の1080p FaceTime HDカメラが搭載されました。

M1画像信号プロセッサと連係する1080p FaceTime HDカメ

 このカメラはApple M1チップのISP(画像処理プロセッサ)やニューラルエンジンと連携して、露光やホワイトバランスの調整、画像検出、ノイズリダクション、トーンマッピングなどを行い、映像の細部までを表現するMac史上最高のカメラとなっています。

画像処理プロセッサ

 また、FaceTime HDカメラと連携するマイクはシステムの他の部分からの反響を減らす様デザインされたスタジオ品質の3マイクアレイ設計となっており、お互いの声が重なることも少なくなり、

スタジオ品質のマイク

加えてビームフォーミングテクノロジーを利用して背景や周囲のノイズを取り除き、発言者の声だけに焦点を当てるMac史上最高のマイクシステムとなっているそうです。

マイク

スピーカー

 iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)のスピーカーシステムは、ロジックボードのサイド、筺体の左右下に3個づつ合計6つのスピーカーが設置されており、

6スピーカーサウンドシステム。

これは、デスクトップMacに必要な大音量と正確な音を再現するために組み込まれた2組のフォースキャンセリングウーファーと各セットのバランスを取る高性能ツイーターで、

2組のフォースキャンセリングウーファー

この組み合わせにより、新しいiMacはデスクトップMacながら、ドルビーアトモスのビデオ再生時にAirPodsなどが対応している映画館のような空間オーディオを再現できるようになっています。

空間オーディオ

パフォーマンス

 新しいiMacのプロセッサにはMacBook Air/Pro、Mac mini 2020と同じApple M1チップが採用されているため、基本的な性能は変わりませんが、前世代の21.5インチiMacと比較して最大85%高速になっており、

標準的な21.5インチiMacに比べてCPU性能は最大85パーセント

GPUパフォーマンスはAffinityやPhotoshopなど最適化されたアプリで前世代のiMacの最大2倍、dGPUを搭載した前世代のiMacより最大50%(1.5倍)高速になっているそうです。

iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)のGPU

 これにより、新しいiMacではAffinityやPhotoshopでリアルタイム処理が可能になったほか、Apple Siliconに最適化されたFinal Cut Proでは4Kビデオストリームを最大5本、8Kビデオストリームを1本1フレームも落とさずプレビューできるようになっています。

iMac (Retina 4.5K, 24inch, M1, 2021)のdGPU

I/O

 新しいiMacには最大4つのUSB-Cポートが搭載されており、うち2つはUSB 3.1 Gen 2 (10Gb/s)、残り2つはUSB4/Thunderbolt 3(最大40Gb/s)で、Apple Pro Display XDRなど最大1台の6K@60Hz外部ディスプレイ出力が可能。

1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、

 また、Appleは新しいiMacに143Wの外部電源アダプターを採用しており、この電源アダプターはマグネット式で簡単に取外し可能なほか、

143W電源アダプタ

 電源アダプターにはEthernetポートが搭載されており、iMacと接続する2mの電源コード内にもEthernetケーブルが通じているため、デスクトップを散らかさずにiMacのセットアップができる設計になっています。

143W電源アダプタ

入力デバイス

 また、新しいiMacにはデザインとカラーリングが刷新された新しいMagic KeyboardとMagic Mouseに加えて、Apple初となるTouch ID搭載の外部Magic Keyboardが選択可能で、

Touch ID搭載Magic Keyboard

指紋の情報はMagic Keyboad内のセキュアプロセッサとApple M1チップのSecure EnclaveにEnd to End直接つ流れ、ユーザーの指紋を利用してログインやユーザーの切替、パスワード入力が可能になります。

Touch ID搭載Magic Keyboard

価格

新しいiMacはエントリーモデルが税込154,800円、ハイエンドの256GB SSDモデルが税込177,800円、512GB SSDが199,800円でパッケージも新しくなっており、

SSDは中/上位モデルのみ最大2TBのオプションが用意され、メモリは全て8GBベースでオプションで16GBへアップグレード可能で、4月30日よりオーダー開始、5月後半に発売となっています。