オープンソースのElectron製Mac OS 8/Windows 95エミュレーター「macintosh.js/windows95」がApple M1などARMプロセッサのデバイスに対応しています。詳細は以下から。
macintosh.js/windows95は元Microsoftのエンジニアで、現在はSlackHQでSlack for macOSなどを開発しElectronのメンテナーを務めるFelix Riesebergさんが開発&公開したElectron製Basilisk II/v86ラッパーで、Webベースの技術を利用してmacOS/Windows/LinuxのクロスプラットフォームでMac OS 8やWindows 95を動作させることが可能ですが、この両アプリがApple SiliconなどARMプロセッサを搭載したデバイスに対応しています。
build: Try to build for all archs
リリースノートより
Electoronは(macintosh.js/windows95)はこれまで、x86_64アーキテクチャのプロセッサを搭載したPCやMacをサポートしていましたが、ARMプロセッサを搭載したPCやMacの発売により、Windows 10 on ArmやApple Silicon Macのサポートが進んでおり、Riesebergさんはこれを利用して両エミュレーターをARMプロセッサに対応させたそうで、
現在のところElectoronはIntel(x86_64)とApple Silicon(arm64)の両方をサポートしたUniversal 2 Binaryをサポートしていないため、アプリは各アーキテクチャごとに分かれていますが、Apple M1チップを搭載したMacでもリポジトリから[Apple M1 Processor]のStandaloneパッケージ(アプリ)をダウンロードしてクリックするだけで、レガシィなMac OS 8/windows95が起動できるので、興味のある方は試してみてください。
コメント