Astro HQがiPadをMacに接続し液タブ/ワイヤレスディスプレイ化できる「Astropad Studio」アプリのWindows版となる「Project Blue」をPublic Betaで公開しています。詳細は以下から。
Astropadシリーズは元AppleのエンジニアのMattさんとGiovanniさんらが設立したAstro HQが開発しているMac/iPadOS用アプリで、iPadにMacの画面を転送して液タブ/セカンドディスプレイとして利用できるようにしてくれる機能がありますが、このAstropad StudioのWindows版アプリの開発プロジェクトとなる「Project Blue」がPublic Betaで公開されています。
We just opened up Project Blue — a free public beta version of Astropad Studio, available to anyone who wants to test it out. The beta is still a work in progress, but we’re excited to hear what you think of it!
メーリングリストより
PC(Windows)はMacと比較してシステム構成の自由度が高いため、Project Blueのシステム要件は動作周波数2GHz以上のIntel/AMDプロセッサ、4GB以上のRAM、Intel HD Graphics 520やAMD Radeon RX Vega 3, NVIDIA GeForce 820M以降のGPU、およびIEEE 802.11nまたは有線LANネットワークを搭載したWindows 10 64-bit(Build 1809)以降のPCで、
iPadはiOS 9.1を搭載した2013年製のiPad mini 2やiPad Airから対応しており、安定した環境では上の動画の通り、Apple PencilとiPadでほとんど遅延のないPhotoshopの操作も可能になっているそうです。
Minimum iPad Requirements
- iPad Mini 2 (2013 or later)
- iPad Pro (2016 or later recommended)
- iPad 5th generation (2017 or later)
- iPad Air (2013 or later)
- iPad must be running iOS 9.1 (or later)
- 32-bit devices are not supported
Project Blueは現在のところショートカットや筆圧曲線/スムージングの設定、Magic Gesture機能などが完全にカスタマイズできておらず、Luna Displayとの機能統合も行われていないそうですが、余っている古いiPadをPCのセカンド(サブ)ディスプレイとして利用できるだけでも需要があると思うので、興味のある方はPublic Betaに参加してみてください。
- Project Blue – App Store
- Project Blue – Knowledge Base
- Free Public Beta for Astropad Studio on Windows – Project Blue
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