スクリーンショットをMacの画面の最前面に固定表示してくれるアプリ「Fuwari」のメンテナンスが再開され、Gyazoへ送信機能を追加しApple Siliconに対応しています。詳細は以下から。
FuwariはエンジニアのKengo Yokoyamaさんが2016年に開発&公開したオープンソース(MIT)のMacアプリで、MaptureやKiritori、ScreenFloatの様に撮影したスクリーンショットをフローティングウィンドウとして最前面に表示し、資料の参考やデザインの比較に利用することができますが、このFuwariが約3年ぶりにアップデートされ「Fuwari v0.6.0」がリリースされています。
Fuwari v0.6.0を公開したのはSho Yamashitaさんで、同バージョンでは新たにIntelとApple Siliconに対応したUniversal 2 Binaryとなっており、コンテキストメニューに[Gyazoに送る…]機能が追加され、マウスによるドラックでの画像の拡大縮小、マウスウィールでの透過度の変更、ダークテーマの対応など、これまでFuwariにはなかったMaptureの機能が実装されており、いくつかのデフォルト設定と不具合が修正されています。
Fuwari v0.6.0(Fuwari(sskmy))はYamashitaさんのリポジトリからダウンロード可能ですが、Appleの公証は取得していないので、利用する際はコンテキストメニューから[開く]を選択する必要があります。
Fuwari v0.6.0
- ➕右クリックメニューからGyazoに送信できる機能を追加しました
- ➕画像の拡大縮小をマウスドラッグで変更可能にしました
- ➕マウスウィールでキャプチャの透明度を変更できるようにしました
- ➕OS標準のダークテーマに対応しました
- ➕設定画面からドラッグ移動時の透明度を指定できるようにしました
- ✨Apple Siliconに対応したUniversal Binaryにしました
- ✨キャプチャのデフォルトショートカットをCmd+Shift+mに変更しました
- ✨キャプチャが全てのワークスペースで表示されるように変更しました
- 🐛キャプチャをESCでキャンセルするとアプリがクラッシュする問題を修正
- 🐛メモリーリークが発生していた問題を修正
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