オープンソースのアイコンライブラリmacOSiconsを利用して、macOS 11 Big Surに対応していないアイコンを変更できるアプリ「Brachetto」がリリースされています。詳細は以下から。
AppleはmacOS 11 Big SurでOSのUIやアピアランスを刷新し、同時にmacOSのアイコンテンプレートもiOSライクな角の丸いアイコンのデザインに変更、既にApple製のアプリはこのアイコンデザインに変更されていますが、開発の終了などに伴い新しいデザインのアイコンにアップデートされる見込みのないサードパーティ製アプリも多く存在します。
そのようなアプリのために、デザイナーのEliasさんが中心となってオープンソースのアイコンライブラリ「macOSicons.com (GitHub)」が開設され、現在は4,000を超えるアイコンがデザイナーの方々によって公開されていますが、このmacOSiconsを利用して簡単にmacOSアプリのアイコンを変更できるアプリ「Brachetto」が新たにリリースされています。
Brachetto
Brachettoを公開したのは英ロンドンの電子決済サービスOval Money Ltd.でUXエンジニアを勤めるMattia Astorinoさんで、使い方はアプリを起動すると、アプリケーションフォルダ内にあるアプリがサイドバーにリストアップされるので、アイコンを変更したいアプリを選択。
次に、[Pick new icon]をクリックし、macOSicons.comのデータベースからアプリに適したアイコンを検索、または自分で作成したアイコンをドラッグ&ドロップして[Refresh System Dock]クリックするだけで、指定したアプリのアイコンがアップデートされます。
Brachettoのシステム要件はmacOS 11 Big Sur以上で、IntelとApple Siliconにネイティブ対応しており、価格は10ドルですが、現在は50%OFFセール中で、7日間のトライアル期間も用意されているので、興味のある方はチェックしてみてください。
おまけ
同様の機能を持ったアプリに「Pictogram」がありますが、こちらはユーザーがアプリ用のアイコンを用意する必要があります。
- Brachetto App – TECHR
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