物書堂がmacOS 10.14 Mojave以降のダークモードに対応した日本語ワードプロセッサ「egword Universal v2.2」をリリースしています。詳細は以下から。
物書堂は日本時間2020年12月29日、コーエーテクモゲームスより開発資産を取得し、2018年から再び販売を開始した日本語ワープロソフト「egword Universal」をバージョン2.2へアップデートし、新たにmacOS 10.14 Mojave以降のダークモードに対応したと発表しています。
macOS Movaje 以降のダークモードに対応しました。表示メニューから「用紙背景を隠す」を選んでいただくことで、ダークモードのときに用紙背景を黒くすることができます。文字色を自動にしている文字は背景色に応じて黒もしくは白で表示しますが、図形の線や表の罫線などは調整されません。図形や表を編集する際には「用紙背景を表示」にしてください。
リリースノートより抜粋
egword Universal v2.2ではmacOS 10.14 Mojave以降でシステムに合わせてアピアランスが暗くなるほか、表示メエニューの[用紙背景を隠す]を選択することで、用紙へ背景も暗くすることが可能で、自動設定の文字は白く反転されますが、図形の線や表の罫線などには適用されないので利用される方は注意してください。
また、egword Universal v2.2では2018年06月にリリースされた「egword Universal v2.1.8」以来となるアイコンのアップデートも行われ、macOS 11 Big Surのアイコンガイドラインに沿ったデザインとなったため、AppleのPagesやテキストエディット、CotEditorライクなアイコンとなっています。
リリースノート
- アプリケーションアイコンを macOS Big Sur のガイドラインに沿ったデザインに変更しました。
- macOS Movaje 以降のダークモードに対応しました。表示メニューから「用紙背景を隠す」を選んでいただくことで、ダークモードのときに用紙背景を黒くすることができます。文字色を自動にしている文字は背景色に応じて黒もしくは白で表示しますが、図形の線や表の罫線などは調整されません。図形や表を編集する際には「用紙背景を表示」にしてください。
- アウトラインモードの表示品質を改善しました。既存の書類は、アウトライン設定で「出荷時に戻す」をクリックしていただくと新しい色が適用されます。
- macOS Big Sur ではルーラーの色にシステム環境設定/一般のアクセントカラーを使うようにしました。
- しおりの表示品質を改善しました。
- ツールーバーアイコンを改良しました。
- スタイルシートパネルのアイコンを改良しました。
- 挿入ポイント(キャレット)の幅を少し太くしました。
- 原稿用紙レイアウトにおいて、欧文のリガチャによって1マスに3文字以上配置されてしまう不具合を修正しました。
- 縦書きで合成用の濁点/半濁点(U+3099、U+309A)をつけたときに正しくレイアウトされるように修正しました。
- 中点と句読点がルビで使用された際に、ルビ用グリフへの置換を行わないようにしました。
- 「バージョンを戻す」を行なった後に、モードバーが使用できない不具合を修正しました。
- 図形モードに画像をドロップした際に、画像が空になることがある不具合を修正しました。
- 半角の「?」「!」に縦中横が適用されるようにしました。
- 表の罫線設定パネルでプレビューが上下反転していた不具合を修正しました。
- 箇条書きの「名称変更と削除…」が正しく動作していない不具合を修正しました。
- その他の軽度な不具合を修正しました。
- egword Universal 2 – 物書堂
- egword Universal 2 – Mac App Store
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