物書堂がアイコンを刷新しmacOSの自動保存とバージョンを戻す機能に対応した「egword Universal v2.1.8」をリリースしています。詳細は以下から。
Mac用日本語入力システム「かわせみ」などを開発&販売している物書堂は現地時間2018年06月14日、株式会社コーエーテクモゲームスより開発資産を取得して改善を行った日本語ワープロソフト「egword Universal 2」をv2.1.8へアップデートし、macOSの自動保存とバージョンを戻す機能などに対応したと発表しています。
egword Universal 2 をバージョン2.1.8 にアップデートしました。
macOSの「自動保存」と「バージョンを戻す」に対応し、アイコンも新しくしました。アイコンは「かわせみ」と同じ @PanicJapan さんのデザインです。
新しいアイコンをどうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/fCjlTXcWHf
— 物書堂(ものかきどう) (@monokakido) 2018年6月14日
新機能 2018年6月14日 バージョン 2.1.8
- アプリと書類のアイコンを新しくしました。アプリアイコンは、ペン先のモチーフを継承しつつ新しいmacOSにも馴染むように、パニックジャパンさんにデザインしていただきました。
- 「自動保存」と「バージョンを戻す」に対応しました。
- 文字数パネルに「脚注/文末注も含む」のオプションを追加し、脚注/文末注の文字数も数えられるようにしました。
- ナビゲーションバーに「ブックマーク」を追加しました。
- 新規文書を画面の中央に配置するようにしました。
- レイアウト設定に「プリンタの印刷領域を無視する」のオプションを追加しました。PDFに出力する際に、用紙設定で使用したプリンタの印刷領域に制限されることなくレイアウトを設定できるようになります。
- インスペクタで段組の幅と間隔を変更できないことがある不具合を修正しました。
- ルビの親文字の文字間隔の調整が正しく行われないことがある不具合を修正しました。
- 役物で始まる/終わる文字列の囲みが正しく描画されない不具合を修正しました。
リリースノートより
バージョン管理機能
macOS(OS X)にはMac OS X 10.7 Lionからファイルのバージョン管理機能が搭載され、対応したアプリはファイルを編集した前の状態に戻すことが可能ですが、egword Universal 2もv2.1.8からこの機能をサポートし、[ファイル]メニューの[バージョンを戻す]から特定のバージョンを選択するか、
[全てのバージョンをブラウズ]でTime Machineと同様に保存されたファイルのバージョンを比較してファイルのバージョンを戻すことが可能になっており、パニック・ジャパン(株)さんデザインの新しいアイコンもアプリ&ファイルアイコンに採用されています。
また、同バージョンでは文字数パネルに脚注や文末注の文字数もカウントできるように「脚注/文末注も含む」のオプションも追加され、インスペクタやルビ機能の不具合が修正されているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
- egword Universal 2 – 物書堂
- egword Universal 2 – Mac App Store
コメント
前のアイコンは悪役の仮面みたいだと思っていた。
そんなことより、
ドラッグできない中途半端なアウトライン機能を改善してほしい。
それと、一括検索で「次を検索する」ときに空振りするのも、
ほかのアプリの挙動と違っていて、何気に不便。
さらに、App Storeでegwordよりも売れているPopClipも、
egwordでは、縦書きにすると反応しなくなる。
ほかのアプリでは縦書き横書き関係なくPopClipが機能しているのに、
縦書きにしたとたん動かなくなるのはegwordだけ。
問い合わせてみたら「egwordはなにも悪くない。PopClipのせいだ」
の一点張りで、
売るだけ売ったら、サポートも適当になるのかと、がっかりしたなあ。