過去に公開されたXcodeをダウンロード&インストールできるXcodeのバージョン管理ユーティリティ「XcodeUpdates」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleの統合開発環境Xcodeは、最新バージョンこそMac App Storeからダウンロード&インストールできますが、macOSやSwiftのバージョンの関係で過去に公開された古いバージョンのXcodeを利用したい場合、Appleの開発者ポータルサイトへログインし、古いXcodeを検索してダウンロードしなければなりませんが、そんな過去に公開したXcodeの検索からインストールまでを行うことができるXcode管理ユーティリティ「XcodeUpdates」がリリースされています。
SwiftUI implementation of xcodes by RobotsAndPencils
- Project supports macOS Big Sur (11.+)
- Project is written in SwiftUI
- Project relies on an amazing xcodes command line utility made by RobotsAndPencils but uses the modified version which is available as open-source.
art-divin/XcodeUpdates: SwiftUI implementation of xcodes – GitHub
XcodeUpdatesを開発&公開したのはVisual Data Converterなどの開発者向けツールを公開しているRuslan Alikhamovさんで、クレジットにもあるようにカナダのソフトウェア会社Robots & Pencilsがオープンソースで開発&公開しているコマンドラインベースのXcodeバージョン管理ツール「xcodes」をSwiftUIで実装したアプリとなっており、
Apple Developer Programに登録したApple IDでログインしてダウンロード&インストールしたいXcodeのバージョンを検索[Download]ボタンを押すだけで、選択したバージョンのXcodeがダウンロードされます。
OK Now that @UpdatesXcode is notarized, I can tell what 2020 was like for me: 🧵👇
🛳 Products:
1. ✅ Implemented and released @visualdataconv (AppKit, Combine)
2. ⏳ Implemented but did not release @Balderdash_mac (AppKit, Carbon)
3. ✅ Implemented @UpdatesXcode (SwiftUI)
👇1/n— Ruslan Alikhamov (@r_alikhamov) December 26, 2020
XcodeUpdatesは公開されたばかりで、2つ以上の2ファクタ認証用電話番号やmacOS 11 Big Surでのインストール実行、Unarchive .dmgがサポートされていないという問題はありますが、開発者署名とAppleの公証はされているので、興味のある方は試してみてください。
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