ParallelsがWindows VMの動作を最大20%高速化しmacOS 11 Big Surをサポートした「Parallels Desktop 16 for Mac」をリリースしています。詳細は以下から。
macOSの仮想化ソリューションを提供しているParallels International GmbH.は現地時間2020年08月10日、Appleが今年の秋にもリリースするmacOS 11 Big Surをサポートした「Parallels Desktop 16 for Mac (以下、Parallels Desktop 16)」をリリースしたと発表しています。
お待たせ致しました!本日は Parallels® Desktop の新バージョン「Parallels Desktop 16 for Mac」をご紹介致します。Parallels Desktop を使用することにより、再起動することなくMac上で Windows やLinuxを始めとして、その他広く普及しているオペレーティング システムを実行することができます。当社のソリューションは、14 年以上にわたり世界中の 700 万を超えるユーザーの皆様から絶大な支持を集めて参りました。
新登場!Parallels Desktop 16 for Mac – Parallels Blog
Parallels Desktop 16ではIntel Macでx86_64のWindows VMの起動速度が最大2倍(100%)、再開と終了は最大20%、Parallels Desktop 15でサポートされた「Direct X 11」が最大20%高速化されるなど、Windows VMのパフォーマンスの向上がメインとなっていますが、
MacでWindows VMを利用するユーザーとしては、Parallels Desktop 16では新たにApple製のトラックパッドのジェスチャーがサポートされ、Linux VMでは共有フォルダでGitリポジトリを扱う際に「git status」の実行速度が最大75%高速化されたそうです。
この他、Parallels Desktop 16ではMacBookの駆動時間を長くするトラベルモードのパフォーマンス向上や、ディスク容量の管理、Macのサイレントモードと連動したWindows 10 VMの通知のミュート、両面印刷のサポートなど合計30以上の新機能が備わっており、
公式ストアでの価格は、新規ライセンスが8,345円、アップグレードが5,204円、ProおよびBusinessの新規サブスクリプションが年間9,818円、アップグレードは5,204円/年で、本日から発売が開始されており、同時に14日間利用可能なトライアル版もv16へアップデートしているので、利用してみたい方は公式サイトをチェックしてみてください。
おまけ
Parallelsは既にAppleと協力してApple Silicon搭載のMacでARM版Debian GNU/Linuxの仮想マシンを作成できるParallels Desktopをリリースすることを約束しているので、今後のアップデートで追加サポート(新規購入?)されるかもしれません。
Parallels Desktop と Apple Silicon
Apple Worldwide Developers Conference (WWDC) で流されたこのデモに、皆様も興奮を覚えたのではないでしょうか。このデモでは、Apple Silicon を採用した Mac 上で動作する Parallels Desktop の次期バージョンのプロトタイプが取り上げられています。Parallels と Apple は、Apple Silicon を搭載した Mac で仮想化機能を実現するために密接に連携しています。新登場!Parallels Desktop 16 for Mac – Parallels Blog
- Parallels Desktop for Mac – Parallels
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コメント
Windows10動かしたいだけだから、これ買っておわりかな。