Final Cut Pro Xの隠し機能やサーチコンソールの表示、Touch BarやMIDI、AudioSwift、Loupedeckコントローラーの設定が可能なMacアプリ「CommandPost」がリリースされています。詳細は以下から。
MacにはAppleのAutomatorやBetterTouchTool、Keyboard Maestroなどユーザーのワークフローを記録/自動化してくれるワークフローツールが存在しますが、新たにAppleのビデオ編集アプリ「Final Cut Pro X」にフォーカスしたワークフローツール「CommandPost」がリリースされています。
CommandPost is a free and open source Mac application that allows you to seriously speed up your creative editing process through powerful and customisable automation tools. Think Apple’s Automator, with a little bit of BetterTouchTool and Keyboard Maestro thrown in, but specifically designed for creative professionals.
Workflow Toolkit for Professional Editors – CommandPost
CommandPostを開発しているのはオーストラリアの映像制作会社LateNite Filmsで、Final Cut Pro Xに隠し機能として搭載されているオーバーレイグリッドやビューアタイムライン、可動マーカー、再生中のレンダリングなどを有効にできるオプションが搭載されています。
CommandPostは主にFinal Cut Pro X向けの機能を拡張してくれますが、Finderやサードパーティアプリの操作も可能で、Touch Bar上へのシステム情報の表示やMIDI デバイスやAudioSwift、Loupedeck+、Stream Deckなどサードパーティ製コントローラーの設定も可能となっています。
また、CommandPostにはFinal Cut Pro Xのメニューやサードパーティ製アプリのメニューを検索&実行できるSpotlight風のControl + Spaceが搭載されており、キーボードのみでアプリの機能を検索&実行できます。
CommandPostは昨年末にv1.0がリリースされたばかりですが、Final Cut Pro Xのワークフロー以外にも様々なシーンで利用可能で、システム要件はmacOS Sierra 10.12.1でオープンソース(MIT)で開発されており、
今後はFinal Cut Pro Xだけでなく、Adobe After EffectsやPremiere Proにも対応させていきたいとコメントされているので、興味のある方は公式サイトやユーザーガイド、コミュニティメンバーが作成した動画などをチェックしてみてください。
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