Macのキー入力をディスプレイ上に表示してくれるキーストロークビジュアライザー「KeyCastr」がマウスクリックの表示に対応しています。詳細は以下から。
KeyCastrはStephen Dekenさんが2009年に公開したキーストロークビジュアライザーアプリで、Macのキー入力をディスプレイ上に表示してくれる機能があり、現在はAutodeskのAndrew Kitchenさんらがメンテナンスを行い、Apple Siliconにも対応しましたが、このKeyCastrが「KeyCastr v0.9.12」アップデートでマウスクリックの表示に対応しています。
This release introduces a long-awaited mouse click visualizer (#168). A new modern app icon is introduced, courtesy of @QuintB , and the ShortcutRecorder framework is updated which fixes a long-standing issue with Dark Mode in the preferences pane.
リリースノートより抜粋
KeyCastr v0.9.12では新たに、[Display]設定の「Display mouse clicks:✅」をONにすることで、マウスがクリックされるとディスプレイ上のマウスカーソルにリングが表示されるようになっています。
マウスがクリックされた際に表示されるリングの色は、キービジュアライザーウィンドウの[Bezel Color]で設定された色ですが、Kitchenさんは今後このリングの色も変更できるようにしたいとコメントしています。
また、今回のアップデートではUXデザイナーのQuint BaileyさんによってアイコンがmacOS 11 Big Sur以降のmacOSに最適化されており、アプリのインストールはHomebrew Caskでも可能となっているので、オンライン授業や勉強会で相手にキーボードやマウス入力を見せたい方は試してみてください。
brew install --cask keycastr
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