DisplayLinkがmacOS 11 Big Sur Betaに対応したグラフィックスドライバー用ユーティリティ「DisplayLink Manager for macOS」をリリースしています。詳細は以下から。
米DisplayLink社は現在、同社のチップを採用したUSB to HDMIアダプタやドック用のレガシィなシステム/カーネル拡張(DisplayLinkDriver.kext)が次期macOS 11 Big Surでブロックされることに伴い、最新のmacOSに対応したドライバを提供するためのユーティリティアプリ「DisplayLink Manager」の開発を行っていますが、このDisplayLink Managerがv1.1へアップデートされmacOS 11 Big SurのBeta版に対応したそうです。
新たにリリースされたDisplayLink Manager for macOS v1.1はmacOS 10.15 Catalina以降をサポートしており、DisplayLink Software v5.x以前のレガシィなシステム拡張が発見されて場合に、メニューバーアイコンで通知する機能に加えて、USBディスプレイデバイスでログイン画面を表示できる「Login screen extension」をダウンロード/インストールできるようになっています。
現在のDisplayLink Managerは最大4台までしか外部ディスプレイを接続することができず、macOS 10.15 Catalinaでディスプレイの回転やクラムシェルモード、一部ディスプレイでのHiDPIモードをサポートしていないそうですが、Big Sur以降はこのDisplayLink Managerを利用する必要があるので、ユーザーの方はチェックしてみてください。
- DisplayLink macOS Software – DisplayLink
- DisplayLink Manager App for macOS Introduction, Installation & Scope – DisplayLink Support
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