SoundFlowerのようにMacに仮想オーディオ入出力装置を作成できるオーディオ・ユーティリティ「BlackHole」がAppleの公証を取得し、マルウェア警告なしにインストール可能になっています。詳細は以下から。
BlackHoleはCycling ’74チームが開発/メンテナンスを終了したオーディオユーティリティ「SoundFlower」のように、Macに仮想オーディオ入出力装置(ソース)を作成し、アプリからの音声を別のアプリへ繋いでくれますが、このBlackHoleのインストーラーがAppleの公証を取得したそうです。
BlackHoleを開発しているExistential Audio Inc.のDevin Rothさんによると、BlackHoleはmacOS 10.15 Catalinaに対応させるためにドライバには開発者署名し、Appleの公証を取得していたそうですが、インストーラーには署名だけで、Appleの公証を取得するのを忘れていたそうで、CatalinaのMacにインストールしようとすると、マルウェアが含まれていないことを検証できないという警告が表示されていました(Issue #114)。
“BlackHole.v0.2.3.pkg”は、開発元が未確認のため開けません。
このアプリケーションにマルウェアが含まれていないことを検証できません。古いBlackHoleインストーラーの警告より
最新のBlackHole(v0.2.6)はインストーラーも公証を取得しており、インストーラーはExistential Audio Inc.からメールアドレスを登録するだけでダウンロードできるのでオンライン会議アプリなどに直接、他のオーディオソースの音を送りたい方は試してみてください。
- BlackHole – Existential Audio Inc.
- ExistentialAudio/BlackHole – GitHub
コメント
soundflowerじゃダメなんですか?