MicrosoftがmacOS 10.13 High Sierra以降でOffice 2016 for Macを利用しているユーザーに対し、サポート終了が近いことを通知する機能を追加した「Microsoft AutoUpdate v4.23」をリリースしています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2020年05月12日、同社のオフィススイートOffice for MacやMicrosoft Edgeブラウザのアップデートを自社のCDNから提供する「Microsoft AutoUpdate (以下、MAU)」アプリをバージョン4.23へアップデートし、新たにmacOS 10.13 High Sierra以降で「Office 2016 for Mac」を利用しているユーザーに対しサポート終了が近いことを通知する機能を追加したと発表しています。
For devices using MacOS 10.13 or above and Office 2016 versions, users will see notifications of Office 2016 reaching end of support.
リリースノートより
Microsoftは、昨年06月にアナウンスしたとおりOffice 206 for Macのサポートを予定通り2020年10月13日に終了するとしており、その後はセキュリティ・アップデートも受けられなくなるため、脆弱性が発見されても修正されず、加えて例年通りならばAppleがmacOS 10.16を公開する時期でもあるため、ソフトウェアに加えOS(macOS 10.13 High Sierra)もセキュリティ・アップデートが受けられない状態になります。
また、MAU v4.23ではWord, ExcelおよびPowerPointのウィンドウが開いておらず、MAUの自動更新が有効になっている場合、ユーザーはアプリを終了しなくもアップデートを適用できるようになっている他、CDNに最新バージョンのアプリがリリースされるとMAUのUpdate Dashboardが自動更新されるようになったそうです。
May 2020 release
Release Date: May 12,2020
Microsoft Auto Update 4.23
Bug Fixes and Enhancements:
- For devices using MacOS 10.13 or above and Office 2016 versions, users will see notifications of Office 2016 reaching end of support.
- If the apps Word, Excel and Powerpoint do not have a window open, and the device is in Microsoft AutoUpdate’s Automatic mode of updates, users will not need to quit these apps to apply updates.
- Microsoft AutoUpdate will now automatically refresh it’s Update Dashboard with the latest releases on the CDN, without the user having to refresh it or launch a new AutoUpdate Session.
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