Apple、Live Loopsやサンプラー、Quick SamplerなどLogic Pro X発表以来、最大規模のアップデートとなる「Logic Pro X 10.5」をリリース。

Logic Pro X 10.5 アプリ
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 AppleがLive Loopsやサンプラー、Quick Samplerなどの新機能を搭載したLogic Pro X 10.5」をリリースしています。詳細は以下から。

Logic Pro X

 Appleは現地時間2020年05月12日、同社のデジタル・オーディオ・ワークステーションアプリ「Logic Pro X」のv10.5をリリースしたと発表しています。Logic Pro X v10.5はバージョンこそv10.5ですが、Appleによると、Logic Pro X発表以来の最大規模のメジャーアップデート・バージョンとなっているそうで、

Logic Pro X 10.5 Mac Pro (2019)

Appleは本日、メジャーアップデートとなる Logic Pro X を発表しました。新しいバージョン は、プロ仕様の Live Loops、完全に再設計されたサンプリングワークフロー、ビートメイキングのための新しいツールにより強化されています。強力なクリエイティブツールを取り揃えたことにより、Logic Pro X 10.5 はすべてのミュージシャン、とりわけエレクトロニックミュージックの制作に携わるアーティストには非常に大きなリリースとなります。

Apple、Logic Pro X 発表以来、最大規模のアップデートを Logic に実施 – Apple

Live Loopsやサンプラー、Quick Sampler、ステップシーケンサー、Drum Machine Designerなどの新機能に加え、公開されたリリースノートには改善や不具合修正など500以上がリストアップされているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

おまけ

 また、Logic Pro X 10.5アップデートにあわせて、Logic RemoteアプリもLive LoopsやRemix FXに対応したv1.4へアップデートされています。

Logic Remote v1.4

おまけ2

 先月公開されたLogic Pro Xのトライアル版は、まだv10.4.8のままでした。

Logic Pro X 10.4.8

Logic Pro X v10.5のトライアル版も公開されました。

Mac App Storeのリリースノート

Live Loops

  • グリッドでループ、サンプル、オーディオを使ってセルをアレンジ、トリガして作曲
  • 自由なアレンジのアイデアを演奏してトラック領域に取り込み
  • Filter、Gate、Repeater、Bitcrusherなどのクリエイティブなエフェクトを使用できるRemix FXを追加
  • iPadまたはiPhone上のLogic Remoteでマルチタッチジェスチャを使ってLive LoopsやRemix FXを実行し、複数のループまたはエフェクトを同時にトリガ

サンプラー

  • ドラッグアンドドロップのワークフローで、洗練されたマルチサンプルの音源を作成、編集
  • 単一ウインドウのインターフェイスで合成、マッピング、ゾーン編集ができる現代的な新デザイン
  • 開始位置、終了位置、ループポイントを細かく制御できるゾーンエディタを内蔵
  • サンプルをキーボード全体に素早く柔軟に割り当てることができるマッピングエディタ
  • サンプラーにFlex Timeが組み込まれたため、ピッチにかかわらずサウンドを同じ長さで再生可能
  • Auto Samplerで、MIDI対応のハードウェア音源とソフトウェア音源をサンプラー音源に変換する処理を自動化
  • 既存のすべてのEXS24音源をサポート

Quick Sampler

  • 1つのオーディオファイルを読み込んで、再生可能なサンプル音源を素早く構築
  • Quick Samplerで、ルートノートと最適なループポイントを自動的に識別し、プロジェクトのテンポに適合
  • スライスモードを使って、キーボードでトリガできる複数のスライスにボーカルサンプルやドラムサンプルを分割
  • マイクや外部ハードウェアを使って、あるいは任意のトラックまたはバスからライブサンプルを録音

Drum Machine Designer

  • Drum Machine Designerでサンプルをドラッグしたり整理したりして、カスタムドラムキットを構築
  • 任意のパッドでQuick SamplerまたはDrum Synthのコントロールに直接アクセス
  • あらゆる音源や他社製プラグインをパッドに簡単に割り当て
  • 任意のサウンドを半音階で演奏して、ベースラインやその他のメロディパートを作成

ステップシーケンサー

  • クラシックなドラムマシンのワークフローを模したインターフェイスを使って、独自のビート、メロディ、エフェクトオートメーションを構築
  • ベロシティ、リピート、チャンス、オフセット、ステップレート、スキップ、タイを行ごとに制御して、パターンを作成、編集
  • Quick SamplerやDrum Machine Designerで作成したカスタムキットを含め、あらゆるパッチをサウンドソースとして使用可能
  • 150以上のリズムパターンとメロディパターンを備えたライブラリ

追加されたコンテンツ

  • 最新とクラシックのヒップホップ、エレクトロハウス、レゲトン、フューチャーベース、テクノ、トランジションエフェクトを含む、さまざまな音源やジャンルのループを2,500以上新たに追加
  • エレクトリックおよびヒップホップに対応する17のLive Loopsスターターグリッド
  • 70以上の新しいDrum Machine Designerキット
  • 1,500以上の新しいパッチ
  • ビリーアイリッシュの「Ocean Eyes」のオリジナルマルチトラックプロジェクト

追加された機能

  • 専用のサウンド加工コントロールを使って合成のキック、スネア、タム、ハイハットを生成するDrum Synthプラグイン
  • 個別または複数のオーディオファイルやソフトウェア音源リージョンを空のトラックヘッダにドラッグして、Sampler、Quick Sampler、Drum Machine Designer、またはAlchemyの音源を素早く作成できるオプション
  • 性能と安定性を向上

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