macOS 10.15.1 CatalinaではiTunes for Windowsからミュージックアプリへの移行や、Apertureライブラリを写真アプリへ移行することが可能になったそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年11月29日、写真やミュージックアプリの不具合を修正し、iTunesライブラリのデータベース移行の信頼性を向上させた「macOS Catalina 10.15.1 Build 19B88」をリリースしましたが、このアップデートではCatalinaの初期リリース(macOS 10.15.0)で利用できなかったいくつかの移行機能がサポートされているそうです。
移行機能
iTunes for Windows
AppleはmacOS 10.15 CatalinaでiTunesを廃止し、ミュージックとPodcast、TVアプリを導入しましたが、macOS 10.15.1ではミュージック/TVアプリがv1.0.0からv1.0.1.37へ、Podcastアプリがv1.0.0(1420.34)へアップデートされ、
初期リリースでは対応していなかった「移行アシスタント(Migration Assistant)」を利用したiTunes for Windowsからミュージックアプリへのライブラリの移行がサポートされたそうです。
Aperture
また、macOS 10.15 Catalinaでは32-bitアプリサポート終了に伴い、写真編集/管理アプリ「Aperture」が利用できなくなり、写真アプリがApertureライブラリを表示することは可能でしたが、初期リリース段階ではApertureで編集した写真は表示されない問題が残っていました。
Appleはこの問題もmacOS 10.15.1同梱の写真アプリ v5(111.16.180)で解決しており、写真アプリを開いて以下のようなプロンプトが表示されたらApertureライブラリを選択して全ての写真を移行することができるそうで、
Install the latest macOS Catalina updates. Your Mac must be using macOS Catalina 10.15.1 or later.[…]
Open the Photos app, then choose your Aperture library when prompted, as pictured above. If you aren’t prompted to choose a library, press and hold the Option key while opening Photos. If your Aperture library isn’t listed, click Other Library, then locate and choose your library.Migrate your Aperture library to the Photos app or Adobe Lightroom Classic – Apple Support
以下のプロンプトが表示されない場合はOptionキーを押しながら写真アプリを起動して手動でApertureライブラリを選択して欲しいとコメントされています。
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