Mac CatalystでmacOS/iPadOSのクロスプラットフォームに対応した字幕作成アプリ「字幕スタジオ将軍 for macOS/iOS」がリリースされています。詳細は以下から。
字幕スタジオ将軍シリーズはSota Yokoeさんが新たに開発&公開した動画に字幕を入力できる字幕入力アプリで、AppleがmacOS 10.15 Catalinaで導入した同一のコードペースからiPadアプリをMac化(Mac-ification)できる「Mac Catalyst(Project Catalyst)」と「Swift UI」を用いて開発され、macOSとiPadOSのクロスプラットフォームに対応しています。
動画が飽和する令和の時代に、ユーザの注目を集めるには良い字幕が必要です。一方で、動画に丁寧に綺麗な字幕をつけていく作業は骨が折れます。また、フォントの大きさや位置、色の微妙なズレは動画の完成度を下げてしまいます。字幕スタジオ将軍は、字幕の作成に特化した動画編集アプリです。字幕の入力に必要な最低限のユーザーインターフェイスで、字幕を効率的に入力できます。
字幕スタジオ将軍 – App Store
字幕スタジオ将軍は字幕ごとに字幕の色やフォントを設定するのではなく「スタイル」という単位で字幕の見た目を管理できるため、発言者や日本語や英語などの言語に合わせたスタイルを設定すれば統一感を持った見やすい字幕を入力できます。
字幕スタイルでカスタマイズできる項目は以下の通りで、システム要件はMac版がmacOS 10.15 Catalina以降、iPad版がiPadOS(iOS) 13.2以降となっており、右上に「字幕スタジオ将軍」という透かしが入ってしまいますがアプリは無料で公開&利用できるので、macOSの動画収録機能やiOSの画面収録で撮影した動画にちょっとした字幕を入力するのには便利そうです。
カスタマイズ可能な項目
- フォントの種類
- フォントのサイズ
- 文字色
- 縁の色
- 縁の太さ
- 光彩の色
- 光彩の大きさ
- 光彩の不透明度
- 字幕の位置
- 字幕スタジオ将軍 – App Store
- 字幕スタジオ将軍 (Subtitle Shogun) – Mac App Store
- Mac Catalyst + SwiftUIでiOS / macOS両対応のアプリをリリースした話 – なんてこったいブログ
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