Markdownエディタ「Typora for Mac」がmacOS 10.12 Sierraまでのサポートを終了し、設定パネルの刷新やズームイン/アウト機能を実装したと発表しています。詳細は以下から。
Mac/Windows/Linuxのクロスプラットフォームに対応したMarkdownエディタ「Typora」シリーズを開発している中国のAbner Leeさんは現地時間2019年08月03日、Mac版Typoraをv0.9.9.27 (0.9.73) betaへアップデートし、複数の機能を追加するとともに、最小システム要件をOS X 10.11 El CapitanからmacOS 10.13 High Sierra以上に引き上げたと発表しています。
0.9.9.27 (beta)
- Redesign of preference panels.
- Add table operations in menu bar, move “image” related operation to “Format” menu.
- Support zoom, and magnification on macOS.
- Add smalltalk language syntax.
リリースノートより抜粋
Typora v0.9.9.27
設定パネル
Typora v0.9.9.27ではシステム要件が引き上げられましたが、それによりTyporaの設定パネルが刷新され設定パネル内の検索が可能になりました。
新しい設定パネルでは検索したワードの設定項目がハイライトされ、[Enter]キーでその項目に移動できる様になっている他、設定項目の詳細情報(Helpボタン)の表示もこれまではSafariで表示されていたのに対し、新しい設定パネルではネイティブウィンドウに表示されるようになりました。
テーブルと画像メニュー
Typora v0.9.9.27ではテーブル(表)の挿入や編集メニューが[段落]へ、画像の挿入や編集メニューが[フォーマット]へ移動/統合されています。
ズームイン/アウト
また、テキストエリアのズームイン/アウトが全てのプラットフォームで利用可能になり、Macの場合は[表示]メニューまたはCommand + [+]でズームイン、Shift + Commnad + [-]でズームアウトが可能です。
この他、Typora v0.9.9.27ではSmalltalk言語のハイライトやダークモードの調整、Appleの公証+開発者署名が行われているので、ユーザーの方はで最小システム要件を満たしている方はアップデートしてみてください。
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