Apple、iOS 12.1およびmacOSのSafari v12.1で「Do Not Track」機能を廃止し、ITP v2.1を導入。

SafariのDo Not Truck Safari
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 AppleがiOS 12.1およびmacOSのSafari v12.1で「Do Not Track」機能を削除し、ITP v2.1を導入したと発表しています。詳細は以下から。

macOS,iOSのデフォルトブラウザ「Safari」のアイコン。

 Appleは現地時間2019年03月25日にリリースしたiOS 12.1および「macOS 10.14.4 Mojave」でデフォルトブラウザであるSafariをv12.1へアップデートし、ユーザーが広告主やサイトに追跡を行わないよう求めるプライバシー設定「Do Not Track (以下、DNT)」を削除したと発表しています。

SafariのDo Not Truck

ユーザ識別のためのフィンガープリントとして利用されるのを防ぐため、トラッキング停止要求(Do Not Truck)機能への対応を削除。インテリジェントトラッキング防止機能により、デフォルトでサイト越えのトラッキングを防止。

リリースノートより

 Appleによると、SafariのDNTプロジェクトは2011年に開始されたそうですが、最新のデータによるとDNTを設定しているユーザーは全体の23%程度に留まっている事に加え、DNTがユーザー識別のフィンガープリントとして利用されている事を踏まえて廃止を決定したそうで、

DNTを削除してもAppleがiOS 11/macOS 10.13 High SierraのSafariから導入を開始し、最新版ではクライアントサイドのCookieの有効期限を最大で7日に制限をした「Intelligent Tracking Prevention (ITP) v2.1」が搭載されているそうです。

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