Appleが既に悪用された可能性のあるゼロデイ脆弱性を修正した「macOS Catalinaセキュリティアップデート2021-005」および「Safari 14.1.2 for Mojave/Catalina」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年09月13日、実際に悪用された可能性を認識しているゼロデイ脆弱性2件を修正した「macOS Big Sur 11.6 Build 20G165」を2013年製以降のBig Sur対応Macに公開しましたが、同時に現在もサポートを続けているmacOS 10.15 Catalina向けに「macOS Catalinaセキュリティアップデート2021-005 (19H1417)」を、CatalinaとMojave向けに「Safari 14.1.2」をリリースしています。
このアップデートをすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
リリースノートより
Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、macOS Catalinaセキュリティアップデート2021-005ではCoreGraphicsのゼロデイ脆弱性CVE-2021-30860が修正され、Safari 14.1.2ではWebKitの脆弱性CVE-2021-30858が修正されているそうですが、特にSafariは07月にリリースされたバージョンと同じナンバリングのため、アップデートが成功したかを確認するにはBuild Numberをチェックする必要があるので注意してください。
アップデート後のBuild Number
- macOS 10.14 Mojave : Safari 14.1.2 (14611.3.10.1.7)
- macOS 10.15 Catalina : Safari 14.1.2 (15611.3.10.1.7)
- Apple security updates – Apple Support
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