Macがスリープモードに移行するのを一時的に無効にするユーティリティ「KeepingYouAwake」がAppleのSandbox/Runtime/Notarizedセキュリティに対応しています。詳細は以下から。
KeepingYouAwakeはドイツのエンジニアMarcel Dierkesさんが2014年に公開したユーティリティアプリで、2010年に更新が終了してしまった「Caffeine」という、MacBookをクラムシェル(リッドクローズ)モードにしてもMacをスリープさせない機能を持ったアプリのクローンアプリですが、このKeepingYouAwakeがv1.5.0アップデートでAppleの複数のセキュリティ機能に対応しています。
1.5.0: Sandboxed, Hardened & Notarized
- added an Updates tab to Preferences (#107)
- enabled the Hardened Runtime security feature (#111)
- enabled the App Sandbox security feature (#112)
- Start at login uses a launcher helper app now (#110)
- updated Sparkle to the ui-separation-and-xpc version (#109) (#113)
newmarcel/KeepingYouAwake: Prevents your Mac from going to sleep. – GitHub
KeepingYouAwake v1.5.0アップデートでは、アプリのSandbox化やmacOS 10.14 Mojaveから導入された「Runtime」と「Notarized」セキュリティで、これによりKeepingYouAwakeはAppleのGatekeeperの制限なく利用できるようになっています。
また、KeepingYouAwake v1.5.0ではSandboxに対応するために、“Start at Login”機能のハンドリングが変更され、再設定が必要となっているので、ユーザーの方はWikiをチェックしてみてください。
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