ダークモードに設定したmacOS 10.14 Mojaveで、一部のアプリだけをライトモードにできるアプリ「Gray」がリリースされています。詳細は以下から。
macOS 10.14 Mojaveでは、ユーザーがコンテンツに集中できるようシステム全体のアピアランスを暗くする「ダークモード」が導入されましたが、このダークモードを一部のアプリだけ解除し、通常のライトモードで利用することができるユーティリティアプリ「Gray」をノルウェーのエンジニアChristoffer Winterkvistさんが公開しています。
Ever wanted to have light and dark apps live side-by-side in harmony? Well, now you can. With Gray you can pick between the light appearance and the dark appearance on a per-app basis with the click of a button.
zenangst/Gray: Tailor your macOS Mojave experience – GitHub
Grayの原理と使い方
GrayはmacOS Mojaveでウィンドウの影(Rim Shadow)が変更された記事でも紹介した、Appleが旧バージョンのSDKでダークモードを有効/無効にするために用意したdefaultsコマンドをGUIにしたツールで、
- 特定のアプリでDark Modeを無効にする
defaults write [App] NSRequiresAquaSystemAppearance -bool YES
defaults write [App] NSRequiresAquaSystemAppearance -bool NO
defaults delete -app [App] NSRequiresAquaSystemAppearance
使い方はmacOS Mojaveのシステム環境設定で[ダーク]を選択し、Grayアプリを起動して、ライトモードで利用したいアプリを選択していくだけで、アプリの再起動後、選択したアプリだけがライトモードで表示されます。
ChristofferさんはエディタやXcodeなどのSDK以外をライトモードで利用したいためにGrayアプリを開発したそうで、アプリは現在Pre-release段階となっていますが、ソースコードはMITライセンスでGitHubに公開されており、アプリもダウンロードできるようになっているので、ライトとダーク・アピアランスを使い分けたい方は試してみて下さい。
コメント
1〜2日、一部のアプリだけをライトモードで使用して、元に戻そうと思ったが、
元に戻らなくなってしまった。
今朝、バージョンアップがあったので、バージョンアップしても、
やはり、一部のアプリだけをライトモードにしてたものを
元のダークモードに直せなくて、困ってます。。。
Pre-release段階だから、諦めないとおいけないのか???