Appleが今までiPadでしか提供してこなかった教育機関向けツール「Classroom」のMac版を公開したと発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年09月27日、教育機関向けに生徒用のAppleデバイスの管理やアプリのデプロイを行うことができるモバイルデバイス管理(MDM:Mobile Device Management)ツール「Classroom」のMac版を新たに公開したと発表しています。
“クラスルーム”を使えば、Macがみなさんの有能なアシスタントになります。授業内容に沿って生徒を導き、生徒の進み具合を把握し、学習のペースを保つためのお手伝いをします。“クラスルーム”なら、生徒全員のiPadで同じAppを同時に開いたり、生徒のグループごとに異なるAppを開いたりするのも簡単です。教師は教えることに、生徒は学ぶことに集中できます。
クラスルーム – Mac App Store
ClassroomはこれまでiPadアプリしか提供されていませんでしたが、今年03月のスペシャルイベント「Let’s take a field trip」の中で開発が発表され、06月にはBeta版を公開し開発が続けられてきましたが、本日公開されたClassroom for MacはiPad版と同じく生徒が授業で利用しているiPadのアクティビティを確認したり、特定のアプリやWebサイトを開かせる事が可能で、生徒が見ているiPadの画面をチェックすることもできます。
Classroom for Macのシステム要件はmacOS 10.14 Mojave以上のMacで、iOS 12以降のiPadデバイスを管理できるそうなので、Appleデバイスを活用している教育機関で働いている方は試してみて下さい。
- クラスルーム(Classroom) – Mac App Store
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