Appleがリリースした「macOS Mojave 10.14 beta 11 Build 18A389」がBeta扱いになっておらず、Beta Access Utility経由でダウンロードするとBeta 10がダウンロードされるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年09月12日、日本時間09月25日にリリースするMac用OS「macOS 10.14 Mojave」のBeta版となる「macOS Mojave 10.14 beta 11 Build 18A389」を公開しましたが、このアップデート公開後何人かのMacアプリの開発者が騒いでいたので確認したところ、AppleはBeta 11のインストーラー・アプリを公開していないそうです。
I wonder how many people _think_ they are testing Beta 11 but they are really testing Beta 10.
— Greg Neagle (@gregneagle) 2018年9月14日
確認したところ、Appleの「Beta Access Utility」アプリを経由してMac App Storeから最新のmacOS Mojave betaのインストーラーをダウンロードするとDeveloper Beta 10のBuildより古い「Build 18A383a」がダウンロードされ、macOS Mojaveのシステム環境設定アプリから[ソフトウェア・アップデート]パネルを開いてBeta 11をダウンロードしなければ最新のBeta版がダウンロードできない状態となっていました。
TwitterやRedditでは同様の問題が確認がされており、Beta 11は既にGM候補となっているのではないかと予想されていますが、Macアプリを開発されている方は最新のBeta版をダウンロードしたと勘違いし、開発しているアプリの動作確認を古いBeta版で行っている可能性があるので注意してください。
おまけ
AppleでmacOS/iOSのInstall & Setup QA Teamのメンバーとして働いているJared Jonesさんはこの問題に対し、macOS Mojaveのシステム環境設定の[ソフトウェア・アップデート]パネルを開くopenコマンドをツイートしています。
Little feature I added this year to Software Update. 🙂
/usr/bin/open "x-apple.systempreferences:https://t.co/4GbpWMyR79.preferences.softwareupdate?installMajorOSVersion=10.14"— Jared Jones (@jaredpjones) 2018年9月14日
- Next Public Beta is out! : MacOSBeta – Reddit
コメント