ダークモードやマルチタイムライン、フィルターやメディアビュー機能を搭載したMac用Twitterクライアント「Bluebird for Mac」のレビューです。詳細は以下から。
IBMでSwift@IBMやKitura関連の仕事を担当しているShihab Mehboob(JPEGuin)さんが開発したMac用Twitterクライアント「Bluebird for Mac」が07月23日にリリースされたので、購入して利用してみました。主な機能は以下のとおりです。
Multiple timelines
Bluebirdは[Lists]や[Trends]など、複数のタイムラインを別ウィンドウで開くことが可能になっており、各ウィンドウ別にフルスクリーン表示やリフレッシュを行うことが可能です。
Media Preview
Bluebirdは画像や写真のインラインプレビューに対応し、動画はサムネイルのみインラインで表示されますが、クリックすることでメディアウィンドウが表示され再生/拡大表示することが出来ます。
Tweet
Tweetウィンドウにはツイートの文字数をカウントしてくれるバーが導入されており、文字数によって青, 黃, 赤にいろが変化する他、画像の挿入やフォントの変更(英語のみbold, italics, monospace設定が可能)と絵文字ではなくASCIIタイプの顔文字が登録されています。
Dark Mode
macOS 10.14 Mojaveでは新たにシステムのアピアランスを暗くする「ダークモード」が導入されますが、BluebirdではアプリケーションベースでDark Modeを採用し、月🌙のマークからワンクリックでDark/Light Modeを変更可能です。
Appearance
AppleはmacOS 10.14 Mojaveでダークモードを導入するにあたり、新たにUIのアクセントカラーを8色追加しますが、
Bluebirdも[Appearance]メニューの[Tint Hue]からBluebird Blue, Cosmic Purple, Brilliant Red, Fiery Orange, Lush Green, Pretty Pink, Baby Blue, Rich Brown, Subtle Charcoal, Jet Blackの全10色からリンクやUIのカラーを変更することが出来ます。
Font Sizes
BluebirdはTweetウィンドウのフォントサイズは変更できませんが、タイムラインや[Lists], [Trends]のタイムラインのフォントサイズは変更可能で、[Appearance]メニューの[Fonts Size]からTinyからHugeまで7段階に調整できます。
Search & Mute
Twitterクライアントの中にはTwitterrificのようにタイムラインのMute機能が利用できるクライアントがありますが、BluebirdもユーザーとキーワードでのMuteが可能で、Mute設定はSearch機能にも反映されます。
Share & Widget
また、BluebridはmacOSの共有機能やウィジェットに対応しており、共有メニューからホームページや画像の共有、最新のタイムラインのチェックが出来ます。
まとめ
利用してみた感じではThe IconfactoryのTwitterrific for Macに近い感じですが、まだTwitterrificよりは機能が少なくマルチアカウントのサポートやダイレクトメッセージへの写真や動画の添付などが出来ません。
また、カスタマーレビューにもあるように、かなりの頻度でクラッシュし、致命的なのが日本語環境ではアプリを起動した時点でクラッシュしてしまうため、今回もセットアップはシステム環境設定の[言語と地域]で[英語]をシステム言語に設定して行いました(どうしても日本語環境で使いたい場合はApp Language Chooserを利用してみてください)。
ただ、BluebirdはiOS(watchOS)/macOSの両プラットフォームをサポートする数少ないTwitterクライアントで、iOSアプリは定期的にアップデートされているので、Mac版も今後のアップデートとTwitterが2018年08月16日に予定している”User Streams API”から“Account Activity API”への移行後の対応によっては、いいクライアントになると思います。
- Bluebird for Mac(840円) – Mac App Store
- Bluebird – Be Social(360円) – App Store
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