Primate LabsがMacBook Pro 2018のGeekbenchベンチマークスコアを公開しています。詳細は以下から。
カナダのPrimate Labs Inc.は現地時間2018年07月13日、Appleが新たに発売を開始したIntelの第8世代Coreプロセッサ Coffee Lake搭載のMacBook Pro 2018のGeekbenchベンチマークスコアを公開しています。
新たに公開されたのは、MacBook Pro 2018 Touch Bar付き 13インチモデルのCore i5とi7、15インチモデルのCore i7とi9の合計5モデルで、CTOモデルとなるCore i9-8950HKについてはサンプル数が10数個しか登録されていないようなので、今後スコアに多少の変化はあると思います。
- 13インチ Touch Bar搭載モデル
- Intel Core i5-8259U @ 2.3 GHz(Turbo Boost最大3.8GHz)
- Intel Core i7-8559U @ 2.7 GHz(Turbo Boost最大4.5GHz)
- 15インチ Touch Bar搭載モデル
- Intel Core i7-8750H @ 2.2 GHz(Turbo Boost最大4.1GHz)
- Intel Core i7-8850H @ 2.6 GHz(Turbo Boost最大4.3GHz)
- Intel Core i9-8950HK @ 2.9 GHz(Turbo Boost最大4.8GHz)
MacBook Pro 2018のベンチマークスコア
以上を踏まえた上で、登録されたベンチマークスコアは以下の通りで、MacBook Pro 2018モデル全てがiMac 2017と並ぶスコアを出しており、MacBook Proの中でも2018 13インチのエントリーモデルでさえ、2017 15インチモデルの上位モデルと同等のMulti-Coreスコアとなっているようです。
また、MacBook Pro 2018 15インチモデルのCore i7@2.6GHzやi9@2.9GHzモデルは、昨年発売されたiMac Pro 2017には及ばないものの、5年ほどアップデートされていないMac Pro 2013と同等かそれ以上のSingle-/Multi-Coreスコアとなっているので、購入を検討されていた方はGeekbenchのサイトをチェックしてみてください。
おまけ
ちなみに、Single-Coreスコアだけを見ると、Turbo Boostの最大周波数が4.8GHzのMacBook Pro 2018 15インチ Intel Core i9-8950HKモデルが2位となっています。
追記
カナダPrimate LabsのCEO John Pooleさんも今回発売されたMacBook Pro 2018に関して「MacBook Pro 2018は13インチのエントリーモデルでさえ、旧MacBook Pro 2017 15インチのハイエンドモデルを上回るパフォーマンスを出しており、2011年の発売されたMacBook Pro以降で最もパフォーマンスの向上が目立ったMacだ。」と総評しています。
コメント
MacBook ProこそMacのフラグシップモデル。
じゃあMac Proは?w
忘れて下さい。やる気はないので…
13インチが結構な速度になったので、これで迷いなく13インチにいける
ttps://browser.geekbench.com/mac-benchmarks/
i5とi7ってあまり違いないんですね。値段の割には
前モデルまでだとi5下位、i5上位(+11,000円)、i7(+33,000円)とあったけど、今モデルはi5上位の設定が無くなってしまいましたからねえ。値段差がよりはっきり感じられるようになってしまった。元々スペック比だけで言えばi7モデルは+22,000円くらいの価値で、それにi7のプレミアが乗ってるだけでした。i5上位が5,500円お得なモデルだったとも言えますが。
今モデルでi5上位の設定が無くなってしまったのはi7との性能差が少なく価格設定が難しいからだと思われますが、お手軽アップグレードが無くなって悲しい限り。