htopコマンドがアップデートし、macOS 10.13 High Sierraで実行するとシステム全体がフリーズする不具合に対処。

macOS 10.13 High Sierraでも利用できるようになったhtopコマンド macOS High Sierra
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 htopコマンドがアップデートし、macOS 10.13 High Sierraで実行するとシステム全体がフリーズする不具合を対処したと発表しています。詳細は以下から。

実行ファイルのアイコン。

 macOS 10.13 High Sierraには特定順でプロセス処理を実行すると最悪の場合システム全体がフリーズする不具合があり、これによりターミナル上で各プロセスのCPUやメモリ使用率をチェックできる「htop」コマンドなどが影響を受けていましたが、開発者のHisham Muhammadさんは本日、htop側でこの不具合に対処し、High Sierraでも利用できるhtop v2.1.0をリリースしたと発表しています。

Homebrew fixed htop MaximumMacOSRequirement

hishamhm commented
Thank you @ilovezfs for the speedy push! htop 2.1.0 is coming later today 🙂

htop: remove MaximumMacOSRequirement and apply 10.13 fix by ilovezfs · Pull Request #23674 · Homebrew/homebrew-core – GitHub

 htop v2.1.0ではHigh Sierraの不具合により一時的にScan Thread機能が無効化されていますが、これによりパッケージマネージャ「Homebrew」での配布制限(MaximumMacOSRequirement)が解除され、macOS 10.13.xでも以下のコマンドでインストールすることが出来るので、ユーザーの方はチェックしてみて下さい。

macOS 10.13 High Sierraでも利用できるようになったhtopコマンド

brew update
brew install htop

おまけ

 現在Appleが開発者やPublic Betaメンバーに公開している「macOS 10.13.4 beta」ではこの不具合が修正されているそうです。

macOS High Sierra 10.13.4でtask_for_pidに関連したカーネル不具合が修正される

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