AppleがSpectre脆弱性を修正した「macOS High Sierra 10.13.2追加アップデート」のpkg版をIntel MacとApple T2を搭載したiMac Pro向けに公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年01月08日、GoogleのProject Zeroチームなどが公開したIntelやARMなど投機的実行機能を持つCPUに対するサイドチャネル攻撃によりユーザーパスワードなどが窃取される可能性がある「Spectre(CVE-2017-5753, CVE-2017-5715)」脆弱性を修正した「macOS 10.13.2追加アップデート」をHigh Sierra向けに公開しましたが、新たにこのアップデートのpkg版が公開されています。
The macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental Update provides a security update and is recommended for all users.
For more information on the security content of Apple software updates, please visit this website: https://support.apple.com/en-us/HT201222Download macOS High Sierra 10.13.2 iMacPro Supplemental – Apple
今回の追加アップデートにはIntel製CPUを搭載した一般のMac用アップデートpkgと、Intel Xeon WプロセスおよびAppleのMac用第2世代SoC「Apple T2」を搭載したiMac Pro用のアップデートが公開されており、後者にはApple T2用のソフトウェア(iBridge OS)アップデートが同梱されています。
おまけ
AppleがiMac ProにApple T2を採用したことで、iMac Proはソフトウェアアップデートに失敗するとiOSデバイスのようにDFU(Device Firmware Update)モードからのリストアを行う必要があるので、ユーザーの方は注意して下さい。
- Download macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental(633.6 MB) – Apple
- Download macOS High Sierra 10.13.2 iMacPro Supplemental(903.6 MB) – Apple
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