Appleがパフォーマンスの向上や複数の脆弱性を修正したWatch OS 1.0.1をリリースしています。詳細は以下から。
WatchOS 1.0.1の変更点
WatchOS 1.0.1ではパフォーマンスの向上、新しい絵文字のサポート(AppleColorEmoji_2x.ttfがアップデートされています)、ポルトガルやデンマーク語などが追加されています。
・パフォーマンスの向上
・Siri
・スタンドアクティビティの測定
・室内自転車および室内ローイングワークアウトのカロリー計算
・屋外ウォーキングおよび屋外ランニングワークアウトの距離とペース
・アクセシビリティ
・他社製App
・新しい絵文字のサポート
・言語の追加
・ポルトガル語
・デンマーク語
・オランダ語
・スウェーデン語
・ロシア語
・タイ語
・トルコ語
また、Watch OS 1.0.1にはデフォルトのWatchアプリの地図や設定、タイマー、時計、天気、ミュージック、カメラアクティビティモニタなど14個とその他6個のアプリがアップデートされており、絵文字に関連した.ttf、脆弱性を修正したFrameworkなど700以上のファイルが含まれています。
脆弱性
WatchOS 1.0.1では13個の脆弱性が修正されており、Appleが公開したサポートドキュメントには悪意のあるユーザーによって任意のコードが実行される脆弱性や輸出グレードのRSA暗号による脆弱性「FREAK [1,2]」も修正されているそうです。
Secure Transport
Available for: Apple Watch Sport, Apple Watch, and Apple Watch Edition
Impact: An attacker with a privileged network position may intercept SSL/TLS connections
Description: Secure Transport accepted short ephemeral RSA keys, usually used only in export-strength RSA cipher suites, on connections using full-strength RSA cipher suites. This issue, also known as FREAK, only affected connections to servers which support export-strength RSA cipher suites, and was addressed by removing support for ephemeral RSA keys.
[About the security content of Watch OS 1.0.1 – Apple Support]
時計
時計としては「アストロノミー」の文字盤がより明るくなり、地球儀の海や陸、天体図の惑星がより判断しやすくなっています。
また、タイマーアプリの[開始]と[リセット]ボタンが逆に設定されたようです。
UI
Watch OS 1.0.1ではUIにも多少の変更が施され、新規の文字盤作成画面に表示されるUIや感圧タッチで表示されるボタン、
充電画面などが細かく修正されています。
全てのリソースファイルはチェックしきれてませんが、この他にもSpringBoardやkextのアップデートによるレスポンスの向上、カレンダーのカラーや絵文字のアップデートにより「バルカン式挨拶」の絵文字が使えるようになったりしているそうなので探してみてください[1, 2]。
おまけ
WatchOSのアップデート方法はこちら。
コメント
(* ̄- ̄)ふ~ん
こうやって見ると意外と変わってるもんやね。充電表記くらいしか気づかんかった。