Appleが公開したHomePodのファームウェアから次期iPhoneと思われるコードネーム「D22」のアセットファイルが見つかったそうです。詳細は以下から。
MacRumorsによると、開発者のSteven Troughton-SmithさんらがAppleが2017年12月にも発売を予定しているスマートスピーカー「HomePod」のファームウェアの中から、次期iPhone(iPhone 8?)のものと思われる顔認証用APIやコードネーム”D22″のアセットファイルを発見したそうです。
I can confirm reports that HomePod’s firmware reveals the existence of upcoming iPhone’s infra-red face unlock in BiometricKit and elsewhere pic.twitter.com/yLsgCx7OTZ
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年7月31日
Late last week, Apple released early firmware for its HomePod smart speaker, which won’t be launching to the public until December. HomePod will run a version of iOS, and the firmware released by Apple corresponds to iOS 11.0.2.
iPhone 8 Infrared Face Detection and General Device Design Revealed in HomePod Firmware – MacRumors
Appleが先週CDNに公開したHomePodのファームウェアはiOSをベースとしており、この中に含まれるフレームワークやアセットファイルから分かることは現在のところ以下の通りのようです。
- HomePodについて
- HomePodはiOSベースで、現在のところ”iOS 11.0.2″が割り当てられている。
- HomePod用のAirMusicやAirPodcastsなど接頭(Prefix)にAirが付くアプリ。
- HomePod上部に表示されるSiriなどのアニメーションは32×32のLEDマトリックススクリーン表示?。
- HomePodの機能を操作するHomePod上部+/-ボタンの存在(LEDマトリックススクリーン上に表示?)。
- 次期iPhoneについて
- 次期iPhoneと思われるベゼルレスデザインのコードネーム”D22″のアセットファイル。
- 次期iPhoneでは新たに顔認証機能が利用可能。
- 次期iPhoneの顔認証機能は赤外線センサーを使用するもよう。
- 新しい顔認証機能のコードネームは”Pearl”で、顔認証用フレームワーク”BiometricKit”が導入される。
- 顔認証機能は「顔が遠すぎます」といった顔とカメラの距離、「顔が複数認識されています」といった情報を表示。
おまけ
Appleは以前にもTouch BarやIDを搭載したMacBook ProのアセットファイルをmacOSに同梱していたので、今回見つかったD22のアセットファイルも次期iPhoneの特徴を示している可能性が高いようで、
/System/Library/Caches/com.apple.dyld /System/Library/PrivateFrameworks/PassKitUIFoundation.framework/Payment_glyph_phone-D22.caar
BiometricKitやアセットファイルはHomePodファームウェアの以上のディレクトリに追加されているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
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