macOS SierraのFinderでアイコン表示の時にファイルがピックアップできない不具合などが確認されているそうです。詳細は以下から。
macOS SierraではmacOSのファイルマネージャー「Finder」もアップデートされ、iCloud Driveとデスクトップフォルダとの連携や「.DS_Store」の不可視化、オートコンプリート機能、フォルダを常時上部に表示できる機能などが追加されていますが、いくつかの不具合も確認されているそうです。
不具合
Apple Support CommunitiesやTwitterによると、Finderの不具合は複数あり、ファイルの保存時に既存のファイルをクリックし、名前を選択(ピックアップ)する事がアイコン表示時だけ出来なかったり、一定の条件下でFinderが反応しなくなるなどの不具合が報告されています。
解決策としてファイル名のピックアップは、Finderの表示形式やファイルアイコンをクリックでなくドラッグすることでファイル名が選択され、Finderのフリーズに付いてはGoogle Driveなどのクラウドストレージが問題になる場合が多いという回答をAppleのテクニカルサポートが伝えているそうなので、不具合に遭われている方はFinderと連携するアプリなどをOFFにしてみてください。
追記
macOS 10.12 SierraのFinderにはアイコン表示時にShiftキーを押していると左矢印(←キー)のみファイルが最後まで選択できない、また矢印キーで飛車の様なファイル選択が出来ない不具合もあるようです。(Twitterでのご指摘ありがとうございます。)
この不具合はHigh Sierraで修正されています。Twitterでのご指摘ありがとうございます。
- Save file dialog does not pick up name. – Apple Support Communities
- macOS Sierra: Finder not responding – Apple Support Communities
コメント
しばらく起動してるとFinderの動作が遅くなり、フォルダクリックでそのフォルダに切り替えるのがモタつく。
ログインし直しや再起動で直るけどなんとかしてほしい。
先日Mountain LionからEL Capitanに変えてから同様の症状が出てるんですけど、Sierraでも起きるんですね…。
https://applech2.com/archives/macos-10-12-sierra-issues.html
上記のページでは「この不具合はmacOS Sierra 10.12.2で修正されています」とありますが、私の10.12.6では改善されていません。
左へは1つだけしか移動できず、上下へも自然に行き来できません。
また、広いフォルダ内の上辺、または下辺へドラッグしながらファイルを近づければスムーズに上下にスクロールできたかつてのOSのフォルダと違い、あまりにぎこちなく大変使いづらいです。