Appleをかたる日本語のフィッシングサイトが再び確認されているそうです。詳細は以下から。
Appleをかたるフィッシングは、iCloudやApple IDのロックを装ったスパムメールから、Appleの公式サイトに似せたフィッシングサイトへ誘導する手段が度々確認されていますが、フィッシング対策協議会によるとこの手法を用いた日本語のメール&フィッシングサイトが2016年5月に再び確認されているそうです。
概要:Apple をかたるフィッシングメールが出回っています。
メールの件名:お使いのApple IDがロックされま
詳細内容:Apple をかたるフィッシングの報告を受けています。
- 2016/05/20 15:00 現在フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので引き続きご注意ください。
- このようなフィッシングサイトにてアカウント情報 (Apple ID、パスワード) を絶対に入力しないように注意してください。
- 類似のフィッシングサイトやメールを発見した際には、フィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | ニュース | 緊急情報 | Apple をかたるフィッシング (2016/05/20)
同様のサイトは以下の様に数多く確認されていますが、もしApple IDとそのパスワードを入力してしまった場合、最悪リモートでMacをロックされてしまうケースも報告されているので、この様なメールやサイトを見かけたらApple, Incの証明書表示を確認してみてください。
- 2015年10月30日:
▶Apple IDを停止しましたという件名のメールから、日本語のフィッシング サイトへ誘導する詐欺が増加中 - 2015年10月23日:
▶購入した覚えのないMac/iPhoneアプリの払い戻しを装い、個人情報を入力させるフィッシング詐欺が欧米を中心に増加中 - 2016年1月30日:
▶iPhoneを紛失したユーザーから「iPhoneを探す」のアクティベーションロックを装い、Apple IDの情報を盗もうとするiCloudそっくりのフィッシングサイトの目的 - 2016年4月19日:
▶「iCloudが無効化されました」というメッセージから、Apple IDの情報などを盗もうとする巧妙なフィッシングサイトが登場 - 2016年5月12日:
▶Appleのサイトを装い、不要なアプリをインストールさせようとするサイトが出現
関連サイト
- 緊急情報 | Apple をかたるフィッシング (2016/05/20) – フィッシング対策協議会
- 不正な「フィッシング」メールを特定する – Apple サポート
- プライバシー – プライバシーの管理 – Apple
コメント
最後、まるで、証明書表示が「あれば」フィッシングサイト…と逆の意味にも読める。
(それとも、「Apple Inc.」じゃなくて、「Apple, inc」になるってこと?)