MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)のGeekbenchまとめ(仮)。上位モデルはMacBook Air Early 2015と同程度のスコアに。

MacBook Retina 12inch Early 2016
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)のGeekbenchをまとめてみました。詳細は以下から。

Geekbench-Hero-logo-icon

 昨日発売されたMacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)は旧モデルのCPU Intel Core M BroadwellプロセッサからIntel Core M Skylakeプロセッサへのアップデートがなされており、既にAppleが各メディアにレビュー用に配布したMacBookのGeekbenchが公開されていたのでスコアをまとめてみました。

*新しいMacBookはまだ店頭に並んでいないようで、Appleがメディアレビュー用に配布したMacBookは上位モデル(Intel Core m5-6Y54@1.2GHz/512GB SSD)のみとなっており、Geekbenchへ投稿された64bitベンチマークスコアも同モデルしか公開されていないので、以下のグラフはこのデータ4つ[1, 2, 3, 4]の平均値を利用しています。

Geekbench

 今回比較に使用したGeekbenchのベンチマークスコアは同ベンチマークを開発しているPrimate Labsが、投稿されたデータを元に12時間毎にアップデートしている「Mac Benchmarks」の64bit Single/Multiスコアを使用し、比較のために以下のMacBook Retina / Air エントリーモデルのスコアも加えています。

 結果は以下の通りで、Core m5-6Y54@1.2GHzを搭載したMacBook Retinaは、昨日アップデートがなかったMacBook Air (11-inch, Early 2015)のエントリーモデルとGeekbench 64bit Single/Multiスコアで同程度かそれ以上のスコアになっています。

GeekBench-of-rMB-and-MBA-64bit-v4

 CPU BenchmarkのデータではAir Early 2015に搭載されているCore i5-5250UとCore m5-6Y54では前者のほうが勝っていますが、AppleはCore Mプロセッサを搭載したMacBook Retinaのベース周波数をcTDPで+0.1GHzほど引き上げており、The LoopのMarkさんが指摘している通り、ベース周波数からTurbo Boostまでの幅も大きいので、

Dieter tested the faster of the two new models (the other is 1.1Ghz). Apple advertises this model with a Turbo Boost up to 2.7GHz. My understanding is that Turbo Boost is an overclocking mode that automatically kicks in (not something you can control) when the processor gets loaded.

For comparison sake, the high end MacBook Pro has a 2.9Ghz processor with a Turbo Boost up to 3.3Ghz. That’s about a 13.7% boost, compared to the new MacBook’s huge jump from 1.2Ghz to 2.7Ghz Turbo Boost, a rise of 125%. Someone check my math on this.

On Apple’s new MacBook: Wow, that’s some Turbo Boost!

グラフィックやストレージの性能によっては現行のMacBook AirよりMacBook Retinaの方が快適に感じるかもしれないので、購入を検討されている方は価格と性能を店頭などで比較してみてください。

  • MacBook Air (11-inch, Early 2015) *4GBメモリ
    • 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ 128GBモデル:102,800円
    • 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ 256GBモデル:126,800円
  • MacBook Air (13-inch, Early 2015) *8GBメモリ
    • 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ 128GBモデル:112,800円
    • 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ 256GBモデル:136,800円
  • MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) *8GBメモリ
    • 1.1GHzデュアルコアIntel Core m3プロセッサ 256GBモデル:148,800円
    • 1.2GHzデュアルコアIntel Core m5プロセッサ 512GBモデル:184,800円

関連リンク

*エントリー/CTOモデルであるIntel Core m3-6Y30@1.1GHzおよびCore m7-6Y75@1.3GHzのデータも出てきたので追加しました。

コメント

  1. 匿名 より:

    性能はいいとして入力ポートがな〜
    せめて電源ポートとUSB-Cポートを別にするかTB3にして欲しい

  2. 匿名 より:

    それなー
    せめて追加でTBポートは欲しい

  3. 匿名 より:

    TB3が出てない状況で..とも思ったけども、正直rMBでTB3出力要することってないのかな。
    一度Retinaディスプレイに慣れるともう戻れなくなるし、こうなるとAirは候補から外れるかなぁ。

  4. 匿名 より:

    チップ周りはこのままでいいから、このスタイルの筐体で15インチも出してほしい。寸法大きくなる分バッテリーもつめるから駆動時間はなんとかならないかな。問題は画面解像度アップするからGPU性能とかなんだろうか。

  5. 匿名 より:

    CPUやポートよりメモリが16GB、SSDが1TBになったら35万円でも買う(DTM用途)。

タイトルとURLをコピーしました