macOS 10.14 Mojaveではセキュリティ機能「SKEL」のブロック通知プロンプトが改善され、プロンプトからセキュリティ環境設定を開くことが可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2017年09月にリリースしたmacOS 10.13 High Sierraで、サードパーティー製のカーネル拡張(KEXT:Kernel Extensions)のインストール時にユーザーの許可を求めるセキュリティ機能「Secure Kernel Extension Loading (以下、SKEL)」を実装しました。
しかし、このSKEL機能はブロックしたkextの開発者名をユーザーに1度だけ通知するだけで、許可設定もシステム環境設定から30分以内に行わなければ消えてしまうという制限があったため、多くの開発者が様々な方法でこのkextの有効方法をユーザーに伝えていました(上図)が、新たにリリースされたmacOS 10.14 MojaveではこのSKEL機能の通知プロンプトが改善され、プロンプトに”セキュリティ”環境設定を開くボタンが追加されています。
機能拡張がブロックされました
“hogehoge”によって署名された新しい機能拡張を読み込もうとしました。これらの機能拡張を有効にしたい場合は、”セキュリティとプライバシー”システム環境設定を開いてください。
Mojaveではこのボタンを押すことで、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]パネルが表示され、プロンプトに表示されている開発者名と同じ開発者の機能拡張がブロックされたという通知が表示されるようになっているので、ユーザーはよりスムーズにSKELの処理を行うことができそうです
コメント
VirtualBoxのインストーラーがクソなんだろうけど
この機能の通知とインストールプロセスのタイミングが合わずに許可ボタンが出たり出なかったりして軽くハマるわ。
あとBetaでも経験してたけど情報通りプライバシーアクセスの可否ボタンが怖いくらいに出てくるな。
VitrualBoxだけでも4、5項目の許可求められるようになったわ。